OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第59回 作業療法士国家試験 午後 第87問

臨床医学第59回午後

第59回 作業療法士国家試験 午後 第87問(臨床医学)の正答は 3 です。装具は体の外から関節や体節を支え、固定・支持、変形の予防・矯正、免荷、機能の補助、疼痛の軽減を図る道具である。

問題
装具療法の主たる目的でないのはどれか。
  1. 1. 機能の補助
  2. 2. 局所の免荷
  3. 3. 筋力の強化 ✓
  4. 4. 疼痛の軽減
  5. 5. 変形の矯正

正答:3番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 75%参考値

24人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:3番 — 筋力の強化

装具は体の外から関節や体節を支え、固定・支持、変形の予防・矯正、免荷、機能の補助、疼痛の軽減を図る道具である。筋に負荷をかけて筋力を強化するのは運動療法の役割で、装具療法の主たる目的ではない。


【各選択肢の解説】

1. 機能の補助
❌ 誤り。失われた・弱くなった機能を外から補う。例えば下垂足には短下肢装具で足関節の背屈を補い、歩行を助ける。正しくは、機能の補助は装具療法の主たる目的である。
2. 局所の免荷
❌ 誤り。荷重を別の部位で受けて患部にかかる負担を減らす。例えばPTB免荷装具は膝蓋腱部などで体重を受け、下腿・足部への荷重を減らす。正しくは、局所の免荷は装具療法の主たる目的である。
3. 筋力の強化
✅ 正しい。装具は関節を支持・固定するもので、筋に抵抗をかける道具ではない。筋力の強化は運動療法(抵抗運動・筋力増強練習)の目的である(=正答)。
4. 疼痛の軽減
❌ 誤り。痛む関節や脊椎の動きを制限・安定させることで、動作時の痛みを軽くする(腰椎コルセットなど)。正しくは、疼痛の軽減は装具療法の主たる目的である。
5. 変形の矯正
❌ 誤り。外から持続的に力をかけて変形を予防・矯正する(側弯症の体幹装具など)。正しくは、変形の矯正は装具療法の主たる目的である。

【試験対策ポイント】

装具療法の目的:固定・支持/変形の予防・矯正/免荷/機能の補助(代償)/疼痛の軽減。
「筋力強化」「持久力向上」は運動療法の目的として区別する。

📗 OTカコモンの学習教材

この問題でつまずいた範囲は、OT国試ノート「整形外科学」第7章でまとめて復習できます。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。赤シート・覚えたチェック・印刷に対応。

OT国試ノート 頻出だけを、1冊に。 31科目・全130章/過去問12回分(第50〜61回)の出題傾向から作成 赤シート・覚えたチェック・印刷対応/章末から過去問へ戻れる 買い切り 850円 運動学は無料 ▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)
全科目セット 850円・買い切り / 31科目・全130章。運動学は無料で読めます。購入するとOTカコモンの広告も消えます。
✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、作業療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

スポンサーリンク(広告)
\ この1問で終わりにしない /
作業療法士の過去問、ぜんぶ無料で解ける
無料で過去問演習を始める ▶
登録30秒・ずっと無料
🗺️ ST-Toolbox の無料サービス リハ就職マップ | OTの就職先を公的データから探す 見学先を選ぶときにまず知りたいのは「そこがどの分野をやっているか」。届出内容から分かる領域(身体障害・精神障害・発達障害・老年期)と、住所を入れての通勤時間で絞り込めます。全国20,364か所・登録不要。求人が出ていない施設も最初から載っています。 別タブでさがす →
関連

▶ 第59回 全問一覧

▶ 臨床医学 の過去問一覧

スポンサーリンク(広告)