OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第59回 作業療法士国家試験 午後 第88問

臨床医学第59回午後

第59回 作業療法士国家試験 午後 第88問(臨床医学)の正答は 5 です。変形性股関節症は関節軟骨への力学的負荷が積み重なって進む。

問題
変形性股関節症で正しいのはどれか。
  1. 1. 発症は遺伝の影響を受けない。
  2. 2. 有病率は女性より男性が高い。
  3. 3. 一次性の頻度は二次性より高い。
  4. 4. 変形性膝関節症の合併リスクは低い。
  5. 5. 重量物作業を伴う職業は発症のリスク要因である。 ✓

正答:5番

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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 76%参考値

25人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:5番 — 重量物作業を伴う職業は発症のリスク要因である。

変形性股関節症は関節軟骨への力学的負荷が積み重なって進む。重量物を扱う作業は股関節への負荷を増やすため、職業上の発症リスク要因とされている(日本整形外科学会 変形性股関節症診療ガイドライン)。


【各選択肢の解説】

1. 発症は遺伝の影響を受けない。
❌ 誤り。正しくは、遺伝的素因が関与する。日本で原因として多い寛骨臼形成不全には家族内の集積がみられる。
2. 有病率は女性より男性が高い。
❌ 誤り。正しくは、有病率は男性より女性が高い。日本では寛骨臼形成不全が女性に多いことが背景にある。
3. 一次性の頻度は二次性より高い。
❌ 誤り。正しくは、日本では二次性(寛骨臼形成不全・発育性股関節形成不全の既往など)が大部分を占め、明らかな原因のない一次性は少ない。
4. 変形性膝関節症の合併リスクは低い。
❌ 誤り。正しくは、股関節の変形による脚長差や下肢アライメントの変化で膝に負担がかかり、変形性膝関節症を合併しやすい。
5. 重量物作業を伴う職業は発症のリスク要因である。
✅ 正しい。重い物の持ち上げ・運搬を繰り返すと股関節に大きな荷重が加わり、軟骨の摩耗が進みやすい。

【試験対策ポイント】

日本の変形性股関節症:

  • 二次性が多い(原因の多くは寛骨臼形成不全)
  • 女性に多い
  • リスク要因:寛骨臼形成不全・重量物作業・肥満・加齢
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