第59回 作業療法士国家試験 午後 第89問
臨床医学第59回午後
第59回 作業療法士国家試験 午後 第89問(臨床医学)の正答は 3 です。後縦靱帯骨化症(OPLL)は椎体の後ろ(脊柱管の前壁)にある後縦靱帯が骨化して脊柱管が狭くなり、脊髄を前方から圧迫する。
問題
後縦靱帯骨化症で正しいのはどれか。
- 1. 日本人より欧米人に多い。
- 2. 腰椎部に最も多く発生する。
- 3. 進行すれば痙性麻痺を生じる。 ✓
- 4. 発症は遺伝の影響を受けない。
- 5. 有病率は男性より女性が高い。
正答:3番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 50%参考値
26人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — 進行すれば痙性麻痺を生じる。
後縦靱帯骨化症(OPLL)は椎体の後ろ(脊柱管の前壁)にある後縦靱帯が骨化して脊柱管が狭くなり、脊髄を前方から圧迫する。脊髄(上位運動ニューロン)の障害なので、進行すると痙性麻痺になる。
【各選択肢の解説】
1. 日本人より欧米人に多い。
❌ 誤り。正しくは、日本人を含む東アジア人に多く、欧米人には少ない。
❌ 誤り。正しくは、日本人を含む東アジア人に多く、欧米人には少ない。
2. 腰椎部に最も多く発生する。
❌ 誤り。正しくは、頸椎に最も多く発生する。
❌ 誤り。正しくは、頸椎に最も多く発生する。
3. 進行すれば痙性麻痺を生じる。
✅ 正しい。脊髄が圧迫されると、手指のしびれ・巧緻運動障害、腱反射亢進・病的反射を伴う痙性歩行、膀胱直腸障害などの脊髄症が現れる。
✅ 正しい。脊髄が圧迫されると、手指のしびれ・巧緻運動障害、腱反射亢進・病的反射を伴う痙性歩行、膀胱直腸障害などの脊髄症が現れる。
4. 発症は遺伝の影響を受けない。
❌ 誤り。正しくは、家族内発生が多く、遺伝的素因が関与する。
❌ 誤り。正しくは、家族内発生が多く、遺伝的素因が関与する。
5. 有病率は男性より女性が高い。
❌ 誤り。正しくは、女性より男性に多い。
❌ 誤り。正しくは、女性より男性に多い。
【試験対策ポイント】
| 項目 | 後縦靱帯骨化症 |
|---|---|
| 好発 | 日本人(東アジア人)・男性・中年以降 |
| 部位 | 頸椎に最多 |
| 症状 | 脊髄圧迫→痙性麻痺・感覚障害・膀胱直腸障害 |
| その他 | 遺伝的素因・糖尿病との関連/指定難病 |
軽い転倒などの外傷で、骨傷のない頸髄損傷を起こしやすい点も重要。
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