第59回 作業療法士国家試験 午後 第90問
病理学概論第59回午後
第59回 作業療法士国家試験 午後 第90問(病理学概論)の正答は 2 です。骨粗鬆症の危険因子として不足が問題になるビタミンは、カルシウムの吸収を助けるビタミンDと、骨の形成に関わるビタミンKである。
問題
骨粗鬆症の危険因子で誤っているのはどれか。
- 1. 長期の臥床
- 2. ビタミンAの不足 ✓
- 3. エストロゲンの減少
- 4. 原発性副甲状腺機能亢進症
- 5. 副腎皮質ステロイドの長期投与
正答:2番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 62.5%標準
32人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — ビタミンAの不足
骨粗鬆症の危険因子として不足が問題になるビタミンは、カルシウムの吸収を助けるビタミンDと、骨の形成に関わるビタミンKである。ビタミンAは不足ではなく、むしろ過剰摂取で骨折リスクが高まると報告されている。
【各選択肢の解説】
1. 長期の臥床
✅ 正しい。骨は荷重や筋の収縮による力学的刺激で保たれる。臥床で刺激がなくなると骨吸収が進み、廃用性骨萎縮を生じる。
✅ 正しい。骨は荷重や筋の収縮による力学的刺激で保たれる。臥床で刺激がなくなると骨吸収が進み、廃用性骨萎縮を生じる。
2. ビタミンAの不足
❌ 誤り(=正答)。ビタミンA不足で問題になるのは夜盲症などで、骨粗鬆症の危険因子ではない。正しくは、骨粗鬆症の危険因子となるのはビタミンD・ビタミンK・カルシウムの不足である。
❌ 誤り(=正答)。ビタミンA不足で問題になるのは夜盲症などで、骨粗鬆症の危険因子ではない。正しくは、骨粗鬆症の危険因子となるのはビタミンD・ビタミンK・カルシウムの不足である。
3. エストロゲンの減少
✅ 正しい。エストロゲンは破骨細胞による骨吸収を抑えている。閉経で減ると骨吸収が骨形成を上回り、骨量が減る(閉経後骨粗鬆症)。
✅ 正しい。エストロゲンは破骨細胞による骨吸収を抑えている。閉経で減ると骨吸収が骨形成を上回り、骨量が減る(閉経後骨粗鬆症)。
4. 原発性副甲状腺機能亢進症
✅ 正しい。副甲状腺ホルモン(PTH)が過剰に出続けると骨吸収が亢進し、骨量が減る(続発性骨粗鬆症の原因)。高カルシウム血症も伴う。
✅ 正しい。副甲状腺ホルモン(PTH)が過剰に出続けると骨吸収が亢進し、骨量が減る(続発性骨粗鬆症の原因)。高カルシウム血症も伴う。
5. 副腎皮質ステロイドの長期投与
✅ 正しい。ステロイドは骨形成を抑え骨吸収を進めるため、長期投与で骨量が減る。続発性骨粗鬆症の原因として最も多い。
✅ 正しい。ステロイドは骨形成を抑え骨吸収を進めるため、長期投与で骨量が減る。続発性骨粗鬆症の原因として最も多い。
【試験対策ポイント】
| 区分 | 危険因子 |
|---|---|
| 原発性 | 加齢・閉経(エストロゲン減少)・やせ・喫煙・過度の飲酒・カルシウム/ビタミンD・K不足・運動不足 |
| 続発性 | ステロイド・副甲状腺機能亢進症・甲状腺機能亢進症・関節リウマチ・不動(臥床) |
「ビタミンA」と「ビタミンD」の入れ替えがひっかけ。
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