OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第59回 作業療法士国家試験 午後 第98問

臨床心理学第59回午後

第59回 作業療法士国家試験 午後 第98問(臨床心理学)の正答は 1・2 です。統合失調症の陰性症状は、本来あるはずの精神機能が減ったり失われたりする症状で、意欲低下・感情の平板化・思考の貧困・社会的ひきこもりなどがある。

問題
統合失調症の陰性症状はどれか。2つ選べ。
  1. 1. 意欲低下 ✓
  2. 2. 感情の平板化 ✓
  3. 3. 幻覚
  4. 4. 妄想
  5. 5. 連合弛緩

正答:1・2番

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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 68.8%やさしい

32人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:1・2番 — 意欲低下・感情の平板化

統合失調症の陰性症状は、本来あるはずの精神機能が減ったり失われたりする症状で、意欲低下・感情の平板化・思考の貧困・社会的ひきこもりなどがある。幻覚・妄想・思考のまとまりのなさは、本来ない体験や表出が現れる陽性症状である。


【各選択肢の解説】

1. 意欲低下
✅ 正しい。自分から物事を始めて続ける力が落ち、身の回りのことや仕事・学業が滞る(無為)。機能が「減る」症状なので陰性症状に入る。
2. 感情の平板化
✅ 正しい。表情・声の抑揚・身ぶりなど感情の表出が乏しくなる。これも本来の機能が減る症状で、陰性症状の中核である。
3. 幻覚
❌ 誤り。正しくは、幻覚(特に自分を批判・命令する声などの幻聴)は陽性症状の代表である。
4. 妄想
❌ 誤り。正しくは、被害妄想・関係妄想などの妄想は陽性症状である。
5. 連合弛緩
❌ 誤り。正しくは、連合弛緩は考えのつながりがゆるみ話がまとまらなくなる思考形式(思路)の障害で、陽性症状(解体症状)に分類される。

【試験対策ポイント】

区分意味症状
陽性症状本来ないものが現れる幻覚・妄想・連合弛緩(まとまりのない会話)・奇異な行動
陰性症状本来の機能が減る意欲低下・感情の平板化・思考の貧困・社会的ひきこもり

「連合弛緩」は「思考の貧困」と取り違えやすい。思考の量が減るのが陰性、つながりが崩れるのが陽性。

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