第60回 作業療法士国家試験 午前 第7問
作業療法評価学第60回午前
第60回 作業療法士国家試験 午前 第7問(作業療法評価学)の正答は 4 です。FIMの移乗(ベッド・椅子・車椅子)はベッドと車椅子の間の行き来を見る項目である。
問題
次の文により、7、8の問いに答えよ。
72歳の男性。脳血管障害による左片麻痺。Brunnstrom法ステージ上肢Ⅲ、手指Ⅲ、下肢Ⅴ。回復期リハビリテーション病棟へ転棟した。病室ではベッドから起き上がり、端座位は可能である。車椅子からベッドへの移乗動作は自力でできるが、ベッドから車椅子への移乗動作は触れる程度の最小介助が必要である。
この患者の移乗動作のFIMの採点で正しいのはどれか。
- 1. 7点
- 2. 6点
- 3. 5点
- 4. 4点 ✓
- 5. 3点
正答:4番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 61%標準
41人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4番 — 4点
FIMの移乗(ベッド・椅子・車椅子)はベッドと車椅子の間の行き来を見る項目である。車椅子からベッドへは自力でできても、ベッドから車椅子へは触れる程度の介助が要るので自立(5〜7点)にはならず、最小介助の4点になる。
【各選択肢の解説】
1. 7点
❌ 誤り。7点は完全自立(補助具なし・安全・通常の時間)である。正しくは、介助が要る方向があるため7点にならない。
❌ 誤り。7点は完全自立(補助具なし・安全・通常の時間)である。正しくは、介助が要る方向があるため7点にならない。
2. 6点
❌ 誤り。6点は修正自立(補助具の使用・時間がかかる・安全への配慮が要るが、他者の手助けは不要)である。正しくは、本例は他者の手が触れる介助を受けているので6点にならない。
❌ 誤り。6点は修正自立(補助具の使用・時間がかかる・安全への配慮が要るが、他者の手助けは不要)である。正しくは、本例は他者の手が触れる介助を受けているので6点にならない。
3. 5点
❌ 誤り。5点は監視・準備(見守り、声かけ、準備のみで体に触れない)である。正しくは、本例は体に触れる介助を受けているので5点にならない。
❌ 誤り。5点は監視・準備(見守り、声かけ、準備のみで体に触れない)である。正しくは、本例は体に触れる介助を受けているので5点にならない。
4. 4点
✅ 正しい(=正答)。触れる程度の介助は最小介助(患者が75%以上を行う)にあたり、4点である。
✅ 正しい(=正答)。触れる程度の介助は最小介助(患者が75%以上を行う)にあたり、4点である。
5. 3点
❌ 誤り。3点は中等度介助(患者が50%以上75%未満を行う)である。正しくは、本例の介助は触れる程度で中等度までは要らないので、4点である。
❌ 誤り。3点は中等度介助(患者が50%以上75%未満を行う)である。正しくは、本例の介助は触れる程度で中等度までは要らないので、4点である。
【試験対策ポイント】
FIMの採点(運動項目)
| 点 | 段階 | 目安 |
|---|---|---|
| 7 | 完全自立 | 補助具なし・通常の時間 |
| 6 | 修正自立 | 補助具・時間延長・安全配慮 |
| 5 | 監視・準備 | 体に触れない |
| 4 | 最小介助 | 患者が75%以上 |
| 3 | 中等度介助 | 50%以上75%未満 |
| 2 | 最大介助 | 25%以上50%未満 |
| 1 | 全介助 | 25%未満 |
「触れる程度」=4点、「見守り・声かけ」=5点の線引きが頻出。
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