第60回 作業療法士国家試験 午前 第18問
老年期作業療法第60回午前
第60回 作業療法士国家試験 午前 第18問(老年期作業療法)の正答は 1 です。50歳発症のAlzheimer型認知症で精神科作業療法に通う本例の症状評価には、認知症の精神症状(BPSD)を評価するNPIが適する。
問題
50歳の男性。1年前より物忘れのために仕事で失敗が認められるようになった。また、通勤中道に迷うようになったため、3か月前に退職。精神科病院でAlzheimer型認知症の診断を受け、精神科作業療法に通うこととなった。この患者の症状を評価する尺度で最も適切なのはどれか。
- 1. NPI ✓
- 2. PANSS
- 3. RAS
- 4. SANS
- 5. SMSF
正答:1番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 68.9%やさしい
45人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1番 — NPI
50歳発症のAlzheimer型認知症で精神科作業療法に通う本例の症状評価には、認知症の精神症状(BPSD)を評価するNPIが適する。PANSS・SANS・RASは主に統合失調症など他の精神障害に用いる尺度である。
【各選択肢の解説】
1. NPI
✅ 正しい(=正答)。NPI(Neuropsychiatric Inventory)は、妄想・幻覚・興奮・抑うつ・不安・無関心・脱抑制などの認知症の精神症状を、介護者への面接で頻度と重症度から評価する。
✅ 正しい(=正答)。NPI(Neuropsychiatric Inventory)は、妄想・幻覚・興奮・抑うつ・不安・無関心・脱抑制などの認知症の精神症状を、介護者への面接で頻度と重症度から評価する。
2. PANSS
❌ 誤り。PANSS(陽性・陰性症状評価尺度)は統合失調症の陽性症状・陰性症状・総合精神病理を評価する。正しくは、統合失調症の症状評価に用いる。
❌ 誤り。PANSS(陽性・陰性症状評価尺度)は統合失調症の陽性症状・陰性症状・総合精神病理を評価する。正しくは、統合失調症の症状評価に用いる。
3. RAS
❌ 誤り。RAS(Recovery Assessment Scale)は、精神障害のある人のリカバリー(回復)の状態を本人が評価する尺度である。正しくは、認知症の症状評価ではなく、リカバリーの評価に用いる。
❌ 誤り。RAS(Recovery Assessment Scale)は、精神障害のある人のリカバリー(回復)の状態を本人が評価する尺度である。正しくは、認知症の症状評価ではなく、リカバリーの評価に用いる。
4. SANS
❌ 誤り。SANS(陰性症状評価尺度)は統合失調症の陰性症状を評価する。正しくは、統合失調症の陰性症状の評価に用いる。
❌ 誤り。SANS(陰性症状評価尺度)は統合失調症の陰性症状を評価する。正しくは、統合失調症の陰性症状の評価に用いる。
5. SMSF
❌ 誤り。認知症の精神症状を評価する尺度ではない。正しくは、本例の症状評価には認知症用の尺度(NPIなど)を用いる。
❌ 誤り。認知症の精神症状を評価する尺度ではない。正しくは、本例の症状評価には認知症用の尺度(NPIなど)を用いる。
【試験対策ポイント】
| 尺度 | 対象 |
|---|---|
| NPI | 認知症の精神症状(BPSD) |
| PANSS | 統合失調症の陽性・陰性症状 |
| SANS | 統合失調症の陰性症状 |
| RAS | 精神障害のある人のリカバリー |
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