OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第60回 作業療法士国家試験 午前 第23問

作業療法管理学第60回午前

第60回 作業療法士国家試験 午前 第23問(作業療法管理学)の正答は 1 です。最大値・中央値・平均値・標準偏差は、手元のデータを集計して要約する記述統計量である。

問題
推測統計量に含まれるのはどれか。
  1. 1. 期待値 ✓
  2. 2. 最大値
  3. 3. 中央値
  4. 4. 平均値
  5. 5. 標準偏差

正答:1番

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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 42.4%難問

33人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:1番 — 期待値

最大値・中央値・平均値・標準偏差は、手元のデータを集計して要約する記述統計量である。期待値は確率分布(母集団)の平均を表す量で、標本から母集団を推し量る推測統計の枠組みで扱われる。


【各選択肢の解説】

1. 期待値
✅ 正しい(=正答)。確率変数がとる値を確率で重みづけした平均で、観測したデータそのものの要約ではなく、確率モデル上の量である。推測統計では、標本の値から母集団の期待値(母平均)を推定する。
2. 最大値
❌ 誤り。得られたデータの中で最も大きい値をそのまま示すだけである。正しくは、データの範囲を表す記述統計量である。
3. 中央値
❌ 誤り。データを大きさの順に並べたときの真ん中の値である。正しくは、代表値を表す記述統計量である。
4. 平均値
❌ 誤り。期待値と混同しやすいが、ここでの平均値は得られたデータの合計を個数で割った値である。正しくは、代表値を表す記述統計量である。
5. 標準偏差
❌ 誤り。得られたデータが平均値の周りにどれだけ散らばっているかを示す。正しくは、ばらつきを表す記述統計量である。

【試験対策ポイント】

区分目的例
記述統計手元のデータを要約する平均値・中央値・最頻値・最大値・最小値・標準偏差・分散
推測統計標本から母集団を推し量る期待値(母平均)の推定・信頼区間・仮説検定

「平均値」と「期待値」の取り違えがひっかけ。データの平均=記述統計量、確率分布の平均=期待値と区別する。

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✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、作業療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

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