第60回 作業療法士国家試験 午前 第31問
老年期作業療法第60回午前
第60回 作業療法士国家試験 午前 第31問(老年期作業療法)の正答は 4 です。Yahr重症度分類ステージⅢは、姿勢反射障害が現れるが日常生活はおおむね自立している段階である。
問題
Parkinson病患者(Yahrの重症度分類ステージⅢ)のADL指導で最も適切なのはどれか。
- 1. 屋内はスリッパを履く。
- 2. 毛足の長いカーペットを敷く。
- 3. 髭剃りはカミソリを利用する。
- 4. スロープよりも階段を利用する。 ✓
- 5. 屋外ではロフストランド杖を利用する。
正答:4番
次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 58.1%標準
43人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:4番 — スロープよりも階段を利用する。
Yahr重症度分類ステージⅢは、姿勢反射障害が現れるが日常生活はおおむね自立している段階である。すくみ足があるときは、段差のように一歩ごとの目印となる視覚的手がかりが歩行を助ける。
【各選択肢の解説】
1. 屋内はスリッパを履く。
❌ 誤り。スリッパは踵が固定されず脱げやすく、すり足歩行では引っかかって転倒の原因になる。正しくは、踵まで覆う脱げにくい履物を勧める。
❌ 誤り。スリッパは踵が固定されず脱げやすく、すり足歩行では引っかかって転倒の原因になる。正しくは、踵まで覆う脱げにくい履物を勧める。
2. 毛足の長いカーペットを敷く。
❌ 誤り。足が十分に上がらないすり足歩行では、毛足に足が引っかかってつまずきやすい。正しくは、引っかかりの少ない平らな床面に整える。
❌ 誤り。足が十分に上がらないすり足歩行では、毛足に足が引っかかってつまずきやすい。正しくは、引っかかりの少ない平らな床面に整える。
3. 髭剃りはカミソリを利用する。
❌ 誤り。振戦や巧緻性の低下があるとカミソリで皮膚を切る危険がある。正しくは、電気シェーバーの利用を勧める。
❌ 誤り。振戦や巧緻性の低下があるとカミソリで皮膚を切る危険がある。正しくは、電気シェーバーの利用を勧める。
4. スロープよりも階段を利用する。
✅ 正しい(=正答)。階段の段差は一歩ごとの視覚的手がかりとなり、歩き出しや歩幅を整えやすい。一方、下りのスロープでは前のめりになって小刻みに速まる突進歩行を招きやすい。
✅ 正しい(=正答)。階段の段差は一歩ごとの視覚的手がかりとなり、歩き出しや歩幅を整えやすい。一方、下りのスロープでは前のめりになって小刻みに速まる突進歩行を招きやすい。
5. 屋外ではロフストランド杖を利用する。
❌ 誤り。ロフストランド杖は前腕カフで腕を支え、上肢で体重を支える力を補う杖で、下肢の支持性が低い場合に向く。正しくは、Yahr Ⅲの歩行の問題は支持性よりすくみ足や姿勢反射障害にあり、環境の整備や視覚・聴覚の手がかりで対応する。
❌ 誤り。ロフストランド杖は前腕カフで腕を支え、上肢で体重を支える力を補う杖で、下肢の支持性が低い場合に向く。正しくは、Yahr Ⅲの歩行の問題は支持性よりすくみ足や姿勢反射障害にあり、環境の整備や視覚・聴覚の手がかりで対応する。
【試験対策ポイント】
Parkinson病の生活指導の軸
| 症状 | 避けるもの | 勧めるもの |
|---|---|---|
| すり足・すくみ足 | スリッパ・毛足の長い敷物 | 脱げにくい履物・平らな床・床の目印 |
| 突進現象 | 下りのスロープ | 段差など一歩ごとの手がかり |
| 振戦・巧緻性低下 | カミソリ | 電気シェーバー |
「段差は危ないからスロープ」という一般の転倒予防の感覚と逆になる点がひっかけである。
📗 OTカコモンの学習教材
この問題でつまずいた範囲は、OT国試ノート「パーキンソン病」第1章でまとめて復習できます。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。赤シート・覚えたチェック・印刷に対応。
▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)全科目セット 850円・買い切り / 31科目・全130章。運動学は無料で読めます。購入するとOTカコモンの広告も消えます。
スポンサーリンク(広告)
\ この1問で終わりにしない /
作業療法士の過去問、ぜんぶ無料で解ける
- 📚12年分・約2,400問をスマホでそのまま演習
- 🎯間違えた問題だけ自動でピックアップして復習
- 📈正答率と苦手な科目をグラフで可視化
登録30秒・ずっと無料
🗺️
ST-Toolbox の無料サービス
リハ就職マップ | OTの就職先を公的データから探す
見学先を選ぶときにまず知りたいのは「そこがどの分野をやっているか」。届出内容から分かる領域(身体障害・精神障害・発達障害・老年期)と、住所を入れての通勤時間で絞り込めます。全国20,364か所・登録不要。求人が出ていない施設も最初から載っています。
別タブでさがす →
関連
スポンサーリンク(広告)