OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第60回 作業療法士国家試験 午前 第32問

作業療法評価学第60回午前

第60回 作業療法士国家試験 午前 第32問(作業療法評価学)の正答は 3・5 です。金銭管理(お金の扱い)を評価項目として含む尺度として、老研式活動能力指標と介護予防事業の基本チェックリストが該当する。

問題
金銭管理が含まれている評価法はどれか。2つ選べ。
  1. 1. FAI
  2. 2. SF-36
  3. 3. 老研式活動能力指標
  4. 4. 興味・関心チェックリスト
  5. 5. 介護予防事業の基本チェックリスト

正答:3・5番

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解説
■ 正答:3番・5番(複数正答)

> ⚠️ この問題は3番と5番が正答として処理されています。

金銭管理(お金の扱い)を評価項目として含む尺度として、老研式活動能力指標と介護予防事業の基本チェックリストが該当する。


【各選択肢の解説】

1. FAI(Frenchay Activities Index)
❌ 誤り。FAIは脳卒中後のIADL(手段的日常生活活動)を評価する尺度であり、家事・外出等を評価するが金銭管理の項目は含まれていない。
2. SF-36
❌ 誤り。SF-36は主観的健康関連QOLを評価する尺度(身体機能・役割機能・身体疼痛・全体的健康感・活力・社会機能・役割機能・精神的健康の8下位尺度)。金銭管理は含まれない。
3. 老研式活動能力指標
✅ 正しい。老研式活動能力指標(東京都老人総合研究所)は高齢者のIADLを評価する13項目の尺度であり、「バスや電車を使った外出」「日用品の買い物」「自分で食事の支度」「請求書の支払いをする(金銭管理)」等を含む。
4. 興味・関心チェックリスト
❌ 誤り。興味・関心チェックリストは作業への興味・関心を評価するものであり、日常生活能力や金銭管理の評価ツールではない。
5. 介護予防事業の基本チェックリスト
✅ 正しい。基本チェックリスト(25項目)は、ADL・運動機能・栄養・口腔機能・外出・物忘れ・こころ・金銭管理等の幅広い項目を含む簡易スクリーニングツール。

【試験対策ポイント】

金銭管理を含む評価ツール:老研式活動能力指標(IADLの「請求書の支払い」)と基本チェックリスト(認知・IADL系項目として含む)。SF-36はQOL、FAIは脳卒中後IADL(金銭管理なし)、興味・関心チェックリストはOT固有ツールとして区別して覚える。


✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、作業療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

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