OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第60回 作業療法士国家試験 午前 第61問

生理学第60回午前

第60回 作業療法士国家試験 午前 第61問(生理学)の正答は 5 です。細胞小器官の役割を見分ける問題である。

問題
ATP産生に関わる細胞小器官はどれか。
  1. 1. 中心小体
  2. 2. Golgi装置
  3. 3. 滑面小胞体
  4. 4. リボソーム
  5. 5. ミトコンドリア ✓

正答:5番

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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 67.9%標準

53人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:5番 — ミトコンドリア

細胞小器官の役割を見分ける問題である。ATPの大部分はミトコンドリアのTCA回路と電子伝達系(酸化的リン酸化)で産生される。


【各選択肢の解説】

1. 中心小体
❌ 誤り。中心小体は細胞分裂のときに紡錘体の形成にかかわる。正しくは微小管の形成の拠点であり、ATP産生の場ではない。
2. Golgi装置
❌ 誤り。Golgi装置はATPを産生しない。正しくは小胞体で作られた蛋白質を修飾・濃縮し、分泌顆粒やリソソームへ振り分ける小器官である。
3. 滑面小胞体
❌ 誤り。滑面小胞体はATPを産生しない。正しくは脂質・ステロイドの合成、薬物の解毒、Ca²⁺の貯蔵(筋では筋小胞体)を担う。
4. リボソーム
❌ 誤り。リボソームはATPを産生する場ではなく、ATPを使う側である。正しくはmRNAの情報をもとに蛋白質を合成する場である。
5. ミトコンドリア(=正答)
✅ 正しい。内膜にある電子伝達系で酸素を使ってATPを大量に産生する。独自のDNAをもつ。

【試験対策ポイント】

小器官主なはたらき
ミトコンドリアATP産生(好気的代謝)
リボソーム蛋白質合成
粗面小胞体分泌・膜蛋白質の合成
滑面小胞体脂質合成・解毒・Ca²⁺貯蔵
Golgi装置蛋白質の修飾・包装
中心小体紡錘体形成

解糖系(細胞質)でもATPはできるが、量はミトコンドリアの酸化的リン酸化が大部分を占める。

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