OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第60回 作業療法士国家試験 午前 第85問

臨床医学第60回午前

第60回 作業療法士国家試験 午前 第85問(臨床医学)の正答は 1 です。加齢で「低下するもの」と「増えるもの」を見分ける。

問題
加齢で低下するのはどれか。
  1. 1. 骨塩量 ✓
  2. 2. 肺残気量
  3. 3. 自己抗体形成
  4. 4. 末梢血管抵抗
  5. 5. 炎症性サイトカイン

正答:1番

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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 64.7%標準

34人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:1番 — 骨塩量

加齢で「低下するもの」と「増えるもの」を見分ける。骨は加齢とともに骨吸収が骨形成を上回り、骨塩量(骨密度)が減る。女性では閉経後のエストロゲン低下で減少が速まる。


【各選択肢の解説】

1. 骨塩量(=正答)
✅ 正しい。加齢とともに骨塩量は低下し、骨粗鬆症と骨折の危険が高まる。
2. 肺残気量
❌ 誤り。加齢で肺の弾性収縮力が落ち、呼気の終わりに末梢気道が早く閉じやすくなる。正しくは残気量は増加し、肺活量は低下する。
3. 自己抗体形成
❌ 誤り。加齢で免疫の調節がゆるみ、健常な高齢者でも抗核抗体などの自己抗体がみられる頻度が上がる。正しくは自己抗体の形成は増加する。
4. 末梢血管抵抗
❌ 誤り。加齢で動脈壁が硬くなり、血管の弾性が失われる。正しくは末梢血管抵抗は増加し、血圧が上がりやすい。
5. 炎症性サイトカイン
❌ 誤り。高齢者では明らかな感染がなくてもIL-6などの炎症性サイトカインの血中濃度が高い傾向がある(慢性の軽い炎症)。正しくは増加する。

【試験対策ポイント】

加齢で例
低下する骨塩量・筋量・肺活量・最大酸素摂取量・腎血流量・細胞性免疫
増える残気量・末梢血管抵抗・収縮期血圧・自己抗体・炎症性サイトカイン

肺は「肺活量が減り残気量が増える」をセットで覚える。

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ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、作業療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

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