OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第60回 作業療法士国家試験 午前 第90問

臨床医学第60回午前

第60回 作業療法士国家試験 午前 第90問(臨床医学)の正答は 4 です。肩関節周囲炎(いわゆる五十肩・凍結肩)の特徴を問う。

問題
肩関節周囲炎で正しいのはどれか。
  1. 1. 若年者に多い。
  2. 2. 予後不良である。
  3. 3. 感染性疾患である。
  4. 4. 結髪動作が困難になる。 ✓
  5. 5. 手術療法が優先される。

正答:4番

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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 88.6%やさしい

35人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:4番 — 結髪動作が困難になる。

肩関節周囲炎(いわゆる五十肩・凍結肩)の特徴を問う。痛みと関節包の拘縮で肩の可動域が多方向に制限され、外転・外旋を要する結髪動作や、伸展・内旋を要する結帯動作が難しくなる。


【各選択肢の解説】

1. 若年者に多い。
❌ 誤り。若年者には少ない。正しくは40〜60歳代、特に50歳代に多い。
2. 予後不良である。
❌ 誤り。痛みの強い時期・拘縮の時期・回復の時期を経て、多くは自然に軽快に向かう。正しくは予後は比較的良好である。
3. 感染性疾患である。
❌ 誤り。細菌などの感染で起こる病気ではない。正しくは原因のはっきりしない、肩関節周囲の組織(関節包など)の炎症と退行性変化による疾患である。
4. 結髪動作が困難になる。(=正答)
✅ 正しい。髪を結ぶ・後頭部に手を回す動作は肩の外転・外旋を要し、可動域制限で困難になる代表的な日常生活動作である。
5. 手術療法が優先される。
❌ 誤り。最初から手術を選ぶ疾患ではない。正しくは薬物療法・注射・運動療法などの保存療法が基本で、長く改善しない場合に関節授動術などを検討する。

【試験対策ポイント】

動作主に必要な肩の運動
結髪動作外転・外旋
結帯動作伸展・内旋

肩関節周囲炎は「中高年・保存療法・多くは自然に軽快」と覚え、日常生活では結髪・結帯動作の障害として現れる。

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