OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第60回 作業療法士国家試験 午前 第93問

臨床医学第60回午前

第60回 作業療法士国家試験 午前 第93問(臨床医学)の正答は 4 です。低栄養との関連が少ないものを選ぶ。

問題
高齢者にみられる病態のうち、低栄養と関連が少ないのはどれか。
  1. 1. 褥瘡
  2. 2. 貧血
  3. 3. サルコペニア
  4. 4. 変形性膝関節症 ✓
  5. 5. 大腿骨頸部骨折

正答:4番

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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 75%やさしい

36人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:4番 — 変形性膝関節症

低栄養との関連が少ないものを選ぶ。褥瘡・貧血・サルコペニア・大腿骨頸部骨折はいずれも低栄養が危険因子となるが、変形性膝関節症は加齢・関節への力学的負荷・肥満などが主な危険因子で、低栄養とは関連が少ない。


【各選択肢の解説】

1. 褥瘡
❌ 誤り。低栄養では皮下組織が薄くなって骨の突出部に圧が集中しやすく、組織の修復も遅れる。正しくは褥瘡は低栄養と関連する。
2. 貧血
❌ 誤り。鉄・葉酸・ビタミンB₁₂・蛋白質の不足は貧血の原因となる。正しくは貧血は低栄養と関連する。
3. サルコペニア
❌ 誤り。蛋白質・エネルギーの摂取不足は筋量と筋力の低下を進め、二次性サルコペニアの原因となる。正しくはサルコペニアは低栄養と関連する。
4. 変形性膝関節症(=正答)
✅ 正しい。加齢・関節への力学的負荷・肥満・外傷などが主な危険因子であり、栄養の面ではむしろ肥満の側と結びつく(=正答)。
5. 大腿骨頸部骨折
❌ 誤り。低栄養は骨密度の低下や、筋力低下による転倒を通じて骨折の危険を高める。正しくは大腿骨頸部骨折は低栄養と関連する。

【試験対策ポイント】

病態低栄養との関係
褥瘡皮下組織の減少・創傷治癒の遅れ
貧血鉄・葉酸・B₁₂・蛋白質の不足
サルコペニア蛋白質・エネルギー不足で筋量が減る
大腿骨頸部骨折骨密度低下・転倒の増加
変形性膝関節症主因は力学的負荷・加齢、肥満が危険因子

「やせが危険因子か、肥満が危険因子か」で分ける。

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