第60回 作業療法士国家試験 午前 第95問
老年期作業療法第60回午前
第60回 作業療法士国家試験 午前 第95問(老年期作業療法)の正答は 2 です。高齢者の歩行は、安定性を優先して「歩幅を小さく、足を左右に広げ、両足で支える時間を長くする」方向に変わる。
問題
高齢者の歩行の特徴で正しいのはどれか。
- 1. 歩隔の減少
- 2. 歩幅の減少 ✓
- 3. 歩行率の増加
- 4. 遊脚期の延長
- 5. 両脚支持期の短縮
正答:2番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 75.6%やさしい
41人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — 歩幅の減少
高齢者の歩行は、安定性を優先して「歩幅を小さく、足を左右に広げ、両足で支える時間を長くする」方向に変わる。歩行速度の低下は主に歩幅の減少による。
【各選択肢の解説】
1. 歩隔の減少
❌ 誤り。向きが逆である。正しくは支持基底面を広げて左右の安定を保つため、歩隔は増大する。
❌ 誤り。向きが逆である。正しくは支持基底面を広げて左右の安定を保つため、歩隔は増大する。
2. 歩幅の減少(=正答)
✅ 正しい。下肢筋力(特に足関節底屈による蹴り出し)やバランス能力の低下で、歩幅は減少する。高齢者の歩行の代表的な特徴である。
✅ 正しい。下肢筋力(特に足関節底屈による蹴り出し)やバランス能力の低下で、歩幅は減少する。高齢者の歩行の代表的な特徴である。
3. 歩行率の増加
❌ 誤り。歩行率(1分あたりの歩数)が増えることは高齢者の特徴ではない。正しくは歩行率は大きくは変わらないか低下し、速度の低下は主に歩幅の減少で生じる。
❌ 誤り。歩行率(1分あたりの歩数)が増えることは高齢者の特徴ではない。正しくは歩行率は大きくは変わらないか低下し、速度の低下は主に歩幅の減少で生じる。
4. 遊脚期の延長
❌ 誤り。向きが逆である。正しくは片脚で支える時間を短くしようとして遊脚期は短縮し、立脚期の割合が増える。
❌ 誤り。向きが逆である。正しくは片脚で支える時間を短くしようとして遊脚期は短縮し、立脚期の割合が増える。
5. 両脚支持期の短縮
❌ 誤り。向きが逆である。正しくは両足で体を支える時間を長くして安定を保つため、両脚支持期は延長する。
❌ 誤り。向きが逆である。正しくは両足で体を支える時間を長くして安定を保つため、両脚支持期は延長する。
【試験対策ポイント】
| 指標 | 高齢者での変化 |
|---|---|
| 歩幅 | 減少 |
| 歩隔 | 増大 |
| 歩行速度 | 低下 |
| 両脚支持期 | 延長 |
| 遊脚期 | 短縮 |
「短く、広く、両足で長く支える」と覚えると向きを取り違えない。
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