第60回 作業療法士国家試験 午後 第21問
臨床医学第60回午後
糖尿病患者の低血糖発作時の症状はどれか。
1. 胸痛
2. 口渇
3. 動悸
4. 腹痛
5. 手のしびれ
- 1. 胸痛
- 2. 口渇
- 3. 動悸 ✓
- 4. 腹痛
- 5. 手のしびれ
正答:3番
解説
# 第60回 第B021問 解説
■ 正答:3番 — 動悸
低血糖発作では交感神経症状(動悸・発汗・振戦・不安)と中枢神経症状(意識障害・痙攣)が出現します。選択肢中では動悸が交感神経症状として該当します。
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【各選択肢の解説】
1. 胸痛
❌ 誤り。狭心症・心筋梗塞などの症状で、低血糖の典型症状ではありません。
2. 口渇
❌ 誤り。口渇は高血糖(高浸透圧)でみられる症状です。
3. 動悸
✅ 正しい。低血糖時の交感神経刺激症状として動悸が出現します。
4. 腹痛
❌ 誤り。低血糖の典型症状ではありません。
5. 手のしびれ
❌ 誤り。糖尿病性末梢神経障害(慢性合併症)の症状で、急性の低血糖発作とは別です。
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【試験対策ポイント】
低血糖症状は**交感神経症状**(発汗・動悸・振戦・頻脈・空腹感・不安)が先行し、進行すると**中枢神経症状**(頭痛・集中力低下・意識障害・痙攣・昏睡)が出る、と2段階で覚える。**口渇・多飲多尿は高血糖**の症状で、低血糖と混同させるひっかけが頻出。「冷や汗をかいて手が震える」=低血糖、と臨床像で結びつけると速い。