OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第60回 作業療法士国家試験 午後 第35問

作業療法管理学第60回午後

第60回 作業療法士国家試験 午後 第35問(作業療法管理学)の正答は 3 です。職場におけるハラスメントの定義に関する問題です。

問題
医療現場におけるハラスメントで誤っているのはどれか。
  1. 1. 非常勤職員も対象である。
  2. 2. ハラスメント対策は事業主の義務である。
  3. 3. 「職場」とは勤務する事業所内に限られる。
  4. 4. セクシャルハラスメントの対象に性別は関係ない。
  5. 5. 部下から上司への言動もパワーハラスメントになる。

正答:3番

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解説
■ 正答:3番 — 「職場」とは勤務する事業所内に限られる。

職場におけるハラスメントの定義に関する問題です。ハラスメントが起こり得る「職場」は事業所内に限らず、出張先・取引先・業務に関わる移動中なども含まれるため、3番が誤りです。


【各選択肢の解説】

1. 非常勤職員も対象である。
✅ 正しい。雇用形態を問わず、パート・非常勤・派遣も対象です。
2. ハラスメント対策は事業主の義務である。
✅ 正しい。法律により事業主に防止措置義務が課されています。
3. 「職場」とは勤務する事業所内に限られる。
❌ 誤り。出張先や業務上の移動中など、事業所外も「職場」に含まれます。
4. セクシャルハラスメントの対象に性別は関係ない。
✅ 正しい。性別を問わず加害者・被害者になり得ます。同性間も含みます。
5. 部下から上司への言動もパワーハラスメントになる。
✅ 正しい。優越的関係は役職だけでなく、知識・人数等の優位性でも成立し得ます。

【試験対策ポイント】

ハラスメント(パワハラ防止法等)の要点:「職場」は物理的な事業所に限らず業務遂行の場すべてを含む(出張先・懇親会等も状況により該当)。対象は雇用形態を問わない。事業主には防止措置義務。パワハラの優越的関係は役職に限らず知識・経験・集団的な優位でも成立。セクハラに性別・同性異性は無関係。「〜に限られる」という限定表現は誤りになりやすい点に注意。

✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、作業療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

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