第60回 作業療法士国家試験 午後 第71問
運動学第60回午後
第60回 作業療法士国家試験 午後 第71問(運動学)の正答は 3 です。図は立位から体幹(頸部も含む)を後ろへ反らす伸展運動である。
問題
体幹の伸展運動を図に示す。伸展を制動する靱帯はどれか。
- 1. 棘上靱帯
- 2. 棘間靱帯
- 3. 前縦靱帯 ✓
- 4. 後縦靱帯
- 5. 横突間靱帯
正答:3番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 47.1%難問
51人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — 前縦靱帯
図は立位から体幹(頸部も含む)を後ろへ反らす伸展運動である。伸展では脊柱の前側が引き伸ばされるので、椎体の前面を縦に走る前縦靱帯が張って伸展を制動する。後方の靱帯はどれも屈曲で張る側である。
【各選択肢の解説】
1. 棘上靱帯
❌ 誤り。棘上靱帯は棘突起の先端を結ぶ後方の靱帯で、伸展ではゆるむ。正しくは屈曲を制動する。
❌ 誤り。棘上靱帯は棘突起の先端を結ぶ後方の靱帯で、伸展ではゆるむ。正しくは屈曲を制動する。
2. 棘間靱帯
❌ 誤り。棘間靱帯は隣り合う棘突起の間を結ぶ後方の靱帯である。正しくは屈曲を制動する。
❌ 誤り。棘間靱帯は隣り合う棘突起の間を結ぶ後方の靱帯である。正しくは屈曲を制動する。
3. 前縦靱帯(=正答)
✅ 正しい。前縦靱帯は椎体と椎間板の前面を縦に走る。伸展で脊柱の前側が伸ばされると緊張し、伸展を制動する。
✅ 正しい。前縦靱帯は椎体と椎間板の前面を縦に走る。伸展で脊柱の前側が伸ばされると緊張し、伸展を制動する。
4. 後縦靱帯
❌ 誤り。後縦靱帯は椎体の後面(脊柱管の前壁)を走るため、伸展ではゆるむ。正しくは屈曲を制動する。
❌ 誤り。後縦靱帯は椎体の後面(脊柱管の前壁)を走るため、伸展ではゆるむ。正しくは屈曲を制動する。
5. 横突間靱帯
❌ 誤り。横突間靱帯は隣り合う横突起の間を結ぶ。正しくは側屈(反対側への側屈)を制動する。
❌ 誤り。横突間靱帯は隣り合う横突起の間を結ぶ。正しくは側屈(反対側への側屈)を制動する。
【試験対策ポイント】
| 靱帯 | 位置 | 制動する運動 |
|---|---|---|
| 前縦靱帯 | 椎体の前面 | 伸展 |
| 後縦靱帯 | 椎体の後面 | 屈曲 |
| 黄色靱帯 | 椎弓の間 | 屈曲 |
| 棘間靱帯・棘上靱帯 | 棘突起の間・先端 | 屈曲 |
| 横突間靱帯 | 横突起の間 | 反対側への側屈 |
- 運動と反対側にある靱帯が伸ばされて制動する。伸展を止めるのは前側の前縦靱帯だけ
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