OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第60回 作業療法士国家試験 午後 第72問

運動学第60回午後

第60回 作業療法士国家試験 午後 第72問(運動学)の正答は 3 です。外肋間筋は肋骨を引き上げて胸郭を広げる吸気筋なので、努力性呼気には働かない。

問題
努力性呼気時に働く筋で誤っているのはどれか。
  1. 1. 腹直筋
  2. 2. 肋下筋
  3. 3. 外肋間筋 ✓
  4. 4. 内腹斜筋
  5. 5. 内肋間筋後部

正答:3番

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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 49%難問

49人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:3番 — 外肋間筋

外肋間筋は肋骨を引き上げて胸郭を広げる吸気筋なので、努力性呼気には働かない。呼気筋は肋骨を引き下げる筋(内肋間筋の骨間部・肋下筋)と腹圧を上げる腹筋群である。


【各選択肢の解説】

1. 腹直筋
✅ 正しい。腹直筋は肋骨を引き下げ、腹圧を上げて横隔膜を押し上げるので、努力性呼気に働く。
2. 肋下筋
✅ 正しい。肋下筋は内肋間筋と同じ向きに走り、肋骨を引き下げる呼気筋に分類される。
3. 外肋間筋(=正答)
❌ 誤り。外肋間筋は肋骨を引き上げて胸郭を広げる筋である。正しくは吸気に働く筋で、努力性呼気には働かない。
4. 内腹斜筋
✅ 正しい。内腹斜筋は腹横筋・外腹斜筋とともに腹圧を上げ、努力性呼気に働く。
5. 内肋間筋後部
✅ 正しい。内肋間筋の後部(骨間部)は肋骨を引き下げ、努力性呼気に働く。

【試験対策ポイント】

主な筋
安静吸気横隔膜・外肋間筋
努力吸気(補助筋)胸鎖乳突筋・斜角筋など
安静呼気筋はほぼ働かない(肺と胸郭の弾性で戻る)
努力呼気内肋間筋(骨間部)・肋下筋・腹直筋・内外腹斜筋・腹横筋
  • 内肋間筋の前部(肋軟骨の間の部分)は吸気に働く点もひっかけになりやすい
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