OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第60回 作業療法士国家試験 午後 第87問

臨床医学第60回午後

第60回 作業療法士国家試験 午後 第87問(臨床医学)の正答は 2・3 です。AEDは電気ショックで心臓の無秩序な電気活動をいったん止め、正常なリズムの回復を促す機器である。

問題
AEDによる電気的除細動の適応となるのはどれか。2つ選べ。
  1. 1. 心静止
  2. 2. 心室細動 ✓
  3. 3. 心室頻拍 ✓
  4. 4. 洞性頻脈
  5. 5. 房室ブロック

正答:2・3番

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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 32.6%難問

46人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:2・3番 — 心室細動・心室頻拍

AEDは電気ショックで心臓の無秩序な電気活動をいったん止め、正常なリズムの回復を促す機器である。適応は心室細動と、脈の触れない心室頻拍(無脈性心室頻拍)で、AEDは心電図を解析してこの2つのときにショックを指示する。


【各選択肢の解説】

1. 心静止
❌ 誤り。心静止は電気活動そのものがない状態で、電気ショックで止める対象がない。正しくは胸骨圧迫と人工呼吸を続け、薬剤投与などで対応する。
2. 心室細動(=正答)
✅ 正しい。心室が無秩序に細かく震え、血液を送り出せない状態で、電気的除細動の代表的な適応である。
3. 心室頻拍(=正答)
✅ 正しい。脈が触れない心室頻拍は心停止として扱い、心室細動と同じく電気的除細動の適応となる。
4. 洞性頻脈
❌ 誤り。洞結節から出る正常な興奮が速くなっただけで、発熱・脱水・運動などで生じる。正しくは原因への対応が基本で、電気ショックの対象ではない。
5. 房室ブロック
❌ 誤り。心房から心室への伝導が遅れたり途切れたりする状態で、脈は遅くなる。正しくは高度の場合はペースメーカーなどで対応し、AEDの電気ショックの対象ではない。

【試験対策ポイント】

リズムAEDのショック
心室細動適応
無脈性心室頻拍適応
心静止適応外(胸骨圧迫を続ける)
洞性頻脈・房室ブロック適応外

AEDは反応がなく普段どおりの呼吸がない人に使い、ショックが必要かどうかは機器が判断する。

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