第60回 作業療法士国家試験 午後 第91問
臨床医学第60回午後
第60回 作業療法士国家試験 午後 第91問(臨床医学)の正答は 2 です。くも膜下出血が疑われたら、まず頭部CTで脳底槽などの出血を確かめる。
問題
くも膜下出血の早期診断で優先度の高い検査はどれか。
- 1. 腰椎穿刺
- 2. 頭部CT検査 ✓
- 3. 頭部X線検査
- 4. 脳血管造影検査
- 5. 脳血流シンチグラフィ
正答:2番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 71.1%やさしい
38人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — 頭部CT検査
くも膜下出血が疑われたら、まず頭部CTで脳底槽などの出血を確かめる。短時間で行え、急性期の出血は高吸収域として描出されるため、早期診断で最優先の検査である。
【各選択肢の解説】
1. 腰椎穿刺
❌ 誤り。髄液の血性やキサントクロミー(黄色調)で出血を確かめる検査だが、再出血や脳ヘルニアの危険があり慎重に行う。正しくはCTで出血が確認できず、なお疑いが強いときに行う検査である。
❌ 誤り。髄液の血性やキサントクロミー(黄色調)で出血を確かめる検査だが、再出血や脳ヘルニアの危険があり慎重に行う。正しくはCTで出血が確認できず、なお疑いが強いときに行う検査である。
2. 頭部CT検査(=正答)
✅ 正しい。発症早期の出血を高吸収域としてとらえられ、まず行う検査である。
✅ 正しい。発症早期の出血を高吸収域としてとらえられ、まず行う検査である。
3. 頭部X線検査
❌ 誤り。骨は写るが、頭蓋内の出血は写らない。正しくは頭蓋骨骨折などの評価に用いる検査である。
❌ 誤り。骨は写るが、頭蓋内の出血は写らない。正しくは頭蓋骨骨折などの評価に用いる検査である。
4. 脳血管造影検査
❌ 誤り。出血源となる脳動脈瘤の部位や形を詳しく調べる検査である。正しくはCTなどで出血を確かめた後、治療方針を決めるために行う。
❌ 誤り。出血源となる脳動脈瘤の部位や形を詳しく調べる検査である。正しくはCTなどで出血を確かめた後、治療方針を決めるために行う。
5. 脳血流シンチグラフィ
❌ 誤り。脳の各部位の血流量を調べる核医学検査で、急性期の出血の診断には用いない。正しくは脳血流の評価(認知症や脳虚血の評価など)に用いる。
❌ 誤り。脳の各部位の血流量を調べる核医学検査で、急性期の出血の診断には用いない。正しくは脳血流の評価(認知症や脳虚血の評価など)に用いる。
【試験対策ポイント】
| 段階 | 検査 |
|---|---|
| 出血の有無を確かめる | 頭部CT(最優先) |
| CTで確認できないが疑いが強い | 腰椎穿刺 |
| 出血源(脳動脈瘤)を調べる | 脳血管造影・CTアンギオグラフィ・MRアンギオグラフィ |
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