第61回 作業療法士国家試験 午前 第34問
作業療法治療学第61回午前
第61回 作業療法士国家試験 午前 第34問(作業療法治療学)の正答は 5 です。荷物を体から離して持つと、腰を支点にした力のモーメントが大きくなり腰部への負担が増す。
問題
慢性腰痛に対する生活指導で最も適切なのはどれか。
- 1. 安静にする。
- 2. 踵の高い靴を履く。
- 3. 持続的作業は中腰で行う。
- 4. 正座よりもあぐら座位を勧める。
- 5. 重い荷物は体に近づけて持ち上げる。 ✓
正答:5番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 86.8%やさしい
38人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — 重い荷物は体に近づけて持ち上げる。
荷物を体から離して持つと、腰を支点にした力のモーメントが大きくなり腰部への負担が増す。体に近づけて膝を使って持ち上げると腰への負担が小さくなる。
【各選択肢の解説】
1. 安静にする。
❌ 誤り。正しくは慢性腰痛では安静は勧められず、痛みの範囲で活動を続けること・運動療法が勧められる(腰痛診療ガイドライン2019)。
❌ 誤り。正しくは慢性腰痛では安静は勧められず、痛みの範囲で活動を続けること・運動療法が勧められる(腰痛診療ガイドライン2019)。
2. 踵の高い靴を履く。
❌ 誤り。正しくは踵が高いと骨盤が前傾して腰椎の前弯が強まり、腰部の負担が増すので、踵の低い靴を勧める。
❌ 誤り。正しくは踵が高いと骨盤が前傾して腰椎の前弯が強まり、腰部の負担が増すので、踵の低い靴を勧める。
3. 持続的作業は中腰で行う。
❌ 誤り。正しくは中腰は腰部の筋と椎間板への負担が大きい姿勢であり、作業台の高さを合わせる・膝をつくなどで中腰を避ける。
❌ 誤り。正しくは中腰は腰部の筋と椎間板への負担が大きい姿勢であり、作業台の高さを合わせる・膝をつくなどで中腰を避ける。
4. 正座よりもあぐら座位を勧める。
❌ 誤り。正しくはあぐらは骨盤が後傾して腰椎が後弯しやすく腰部の負担になるので、床に座るなら正座のほうがよい(椅子に座れるなら椅子を使う)。
❌ 誤り。正しくはあぐらは骨盤が後傾して腰椎が後弯しやすく腰部の負担になるので、床に座るなら正座のほうがよい(椅子に座れるなら椅子を使う)。
5. 重い荷物は体に近づけて持ち上げる。
✅ 正しい(=正答)。腰を曲げずに膝を曲げてしゃがみ、荷物を体に引き寄せてから持ち上げる。
✅ 正しい(=正答)。腰を曲げずに膝を曲げてしゃがみ、荷物を体に引き寄せてから持ち上げる。
【試験対策ポイント】
- 荷物:体に近づける・膝を使う・腰をひねらない
- 姿勢:中腰・あぐら・ハイヒールは腰部の負担が増える
- 慢性腰痛:安静より活動の維持
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