第61回 作業療法士国家試験 午前 第35問
人間発達学第61回午前
第61回 作業療法士国家試験 午前 第35問(人間発達学)の正答は 5 です。自閉スペクトラム症(ASD)の中核は社会的コミュニケーションの困難と限定された反復的な行動・興味(同一性へのこだわり)である。
問題
注意欠如多動症〈注意欠如・多動性障害〉児と比較し、自閉スペクトラム症〈自閉症スペクトラム障害〉児の特徴はどれか。
- 1. 他児とよく遊ぶ。
- 2. 物をよくなくす。
- 3. 待つことができない。
- 4. すぐに他のことを始める。
- 5. いつもと違う道を通るとパニックになる。 ✓
正答:5番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 72.9%やさしい
59人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — いつもと違う道を通るとパニックになる。
自閉スペクトラム症(ASD)の中核は社会的コミュニケーションの困難と限定された反復的な行動・興味(同一性へのこだわり)である。いつもの道順が変わると混乱するのは同一性へのこだわりの表れ。ほかの選択肢は注意欠如多動症(ADHD)の不注意・多動・衝動性にあたる。
【各選択肢の解説】
1. 他児とよく遊ぶ。
❌ 誤り。正しくはASD児は他児との相互的なやりとりが苦手で、一人遊びが多い傾向がある。
❌ 誤り。正しくはASD児は他児との相互的なやりとりが苦手で、一人遊びが多い傾向がある。
2. 物をよくなくす。
❌ 誤り。正しくは不注意の症状で、ADHDの特徴である。
❌ 誤り。正しくは不注意の症状で、ADHDの特徴である。
3. 待つことができない。
❌ 誤り。正しくは衝動性の症状で、ADHDの特徴である。
❌ 誤り。正しくは衝動性の症状で、ADHDの特徴である。
4. すぐに他のことを始める。
❌ 誤り。正しくは注意がそれやすい(不注意)・落ち着きがない(多動)症状で、ADHDの特徴である。
❌ 誤り。正しくは注意がそれやすい(不注意)・落ち着きがない(多動)症状で、ADHDの特徴である。
5. いつもと違う道を通るとパニックになる。
✅ 正しい(=正答)。習慣や手順の変化に強い苦痛を示す同一性へのこだわりで、ASDの特徴である。
✅ 正しい(=正答)。習慣や手順の変化に強い苦痛を示す同一性へのこだわりで、ASDの特徴である。
【試験対策ポイント】
| ASD | ADHD | |
|---|---|---|
| 中核症状 | 社会的コミュニケーションの困難・こだわり | 不注意・多動・衝動性 |
| 例 | 変化でパニック・一人遊び | 物をなくす・待てない・気が散る |
(DSM-5)
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