第61回 作業療法士国家試験 午前 第65問
生理学第61回午前
第61回 作業療法士国家試験 午前 第65問(生理学)の正答は 3 です。凝固カスケードの最終段階で、プロトロンビンから生じたトロンビンが可溶性のフィブリノゲンを不溶性のフィブリンに変え、血小板血栓を固める。
問題
血液凝固でフィブリノゲンをフィブリンに変化させるのはどれか。
- 1. 血小板
- 2. コラーゲン
- 3. トロンビン ✓
- 4. プラスミン
- 5. プロテインC
正答:3番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 53.7%標準
54人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — トロンビン
凝固カスケードの最終段階で、プロトロンビンから生じたトロンビンが可溶性のフィブリノゲンを不溶性のフィブリンに変え、血小板血栓を固める。
【各選択肢の解説】
1. 血小板
❌ 誤り。血小板は損傷部に粘着・凝集して血小板血栓をつくる(一次止血)が、フィブリノゲンを直接変換しない。正しくはフィブリノゲンをフィブリンにするのはトロンビンである。
❌ 誤り。血小板は損傷部に粘着・凝集して血小板血栓をつくる(一次止血)が、フィブリノゲンを直接変換しない。正しくはフィブリノゲンをフィブリンにするのはトロンビンである。
2. コラーゲン
❌ 誤り。コラーゲンは血管が傷つくと露出する内皮下の成分で、血小板の粘着・活性化のきっかけになる。正しくは酵素ではなく、フィブリノゲンを変換する働きはない。
❌ 誤り。コラーゲンは血管が傷つくと露出する内皮下の成分で、血小板の粘着・活性化のきっかけになる。正しくは酵素ではなく、フィブリノゲンを変換する働きはない。
3. トロンビン
✅ 正しい。トロンビンはフィブリノゲンを切断してフィブリンにする。第ⅩⅢ因子も活性化し、フィブリンを安定化させる。
✅ 正しい。トロンビンはフィブリノゲンを切断してフィブリンにする。第ⅩⅢ因子も活性化し、フィブリンを安定化させる。
4. プラスミン
❌ 誤り。プラスミンはできたフィブリンを分解する線溶系の酵素である。正しくは凝固でなく線溶(血栓を溶かす側)に働く。
❌ 誤り。プラスミンはできたフィブリンを分解する線溶系の酵素である。正しくは凝固でなく線溶(血栓を溶かす側)に働く。
5. プロテインC
❌ 誤り。プロテインCは凝固を抑える因子である。正しくはトロンビン・トロンボモジュリン複合体で活性化され、第Ⅴa・第Ⅷa因子を不活化して凝固を抑制する。
❌ 誤り。プロテインCは凝固を抑える因子である。正しくはトロンビン・トロンボモジュリン複合体で活性化され、第Ⅴa・第Ⅷa因子を不活化して凝固を抑制する。
【試験対策ポイント】
| 物質 | 働き |
|---|---|
| 血小板 | 一次止血(血小板血栓) |
| トロンビン | フィブリノゲン→フィブリン |
| 第ⅩⅢ因子 | フィブリンの安定化 |
| プラスミン | フィブリンの分解(線溶) |
| プロテインC | 凝固の抑制 |
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