OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第61回 作業療法士国家試験 午前 第66問

生理学第61回午前

第61回 作業療法士国家試験 午前 第66問(生理学)の正答は 4・5 です。腸管のカルシウム吸収は活性型ビタミンDが主に促進する。

問題
腸管におけるカルシウム吸収を低下させるのはどれか。2つ選べ。
  1. 1. エストロゲン
  2. 2. 蛋白質
  3. 3. ビタミンD
  4. 4. 副腎皮質ホルモン ✓
  5. 5. リン ✓

正答:4・5番

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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 42.9%難問

56人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:4・5番 — 副腎皮質ホルモン・リン

腸管のカルシウム吸収は活性型ビタミンDが主に促進する。副腎皮質ホルモン(糖質コルチコイド)はこの吸収を抑え、リンの過剰は腸管内でカルシウムと結合して不溶性の塩をつくり吸収を妨げる。


【各選択肢の解説】

1. エストロゲン
❌ 誤り。エストロゲンはビタミンDの活性化などを通じてカルシウム吸収を保つ側に働き、閉経で減ると吸収が低下する。正しくは吸収を低下させない(保つ・促進する側)。
2. 蛋白質
❌ 誤り。蛋白質の消化で生じるアミノ酸やペプチド(カゼインホスホペプチドなど)はカルシウムを溶けた状態に保つ。正しくは適量の蛋白質はカルシウム吸収を促進する。
3. ビタミンD
❌ 誤り。活性型ビタミンD(1,25-(OH)₂D)は小腸上皮でカルシウム輸送蛋白を増やす。正しくはカルシウム吸収を促進する代表である。
4. 副腎皮質ホルモン
✅ 正しい。糖質コルチコイドはビタミンDの作用に拮抗して腸管のカルシウム吸収を低下させる。長期投与によるステロイド性骨粗鬆症の一因である。
5. リン
✅ 正しい。リンが過剰になると腸管でリン酸カルシウムとなり、カルシウムの吸収が低下する。

【試験対策ポイント】

腸管カルシウム吸収を物質
促進する活性型ビタミンD、適量の蛋白質(アミノ酸・ペプチド)、エストロゲン(保つ側)
低下させる糖質コルチコイド、過剰なリン、シュウ酸・フィチン酸
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