第61回 作業療法士国家試験 午前 第73問
運動学第61回午前
第61回 作業療法士国家試験 午前 第73問(運動学)の正答は 1・2 です。荷重応答期は踵接地(初期接地)から対側の足が離れるまでの時期で、踵を支点に足関節が底屈して足底が床に着く(ヒールロッカー)。
問題
荷重応答期で遠心性収縮するのはどれか。2つ選べ。
- 1. 長指伸筋 ✓
- 2. 前脛骨筋 ✓
- 3. 短腓骨筋
- 4. ヒラメ筋
- 5. 長母指屈筋
正答:1・2番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 26.9%難問
52人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1・2番 — 長指伸筋・前脛骨筋
荷重応答期は踵接地(初期接地)から対側の足が離れるまでの時期で、踵を支点に足関節が底屈して足底が床に着く(ヒールロッカー)。この底屈を足関節背屈筋が伸ばされながら制動する=遠心性収縮である。
【各選択肢の解説】
1. 長指伸筋
✅ 正しい。足関節背屈筋として前脛骨筋とともに働き、荷重応答期の底屈を遠心性に制動する。
✅ 正しい。足関節背屈筋として前脛骨筋とともに働き、荷重応答期の底屈を遠心性に制動する。
2. 前脛骨筋
✅ 正しい。荷重応答期の底屈制動の主役で、足が床に叩きつけられるのを防ぐ。働かないと「フットスラップ」になる。
✅ 正しい。荷重応答期の底屈制動の主役で、足が床に叩きつけられるのを防ぐ。働かないと「フットスラップ」になる。
3. 短腓骨筋
❌ 誤り。短腓骨筋は足関節の底屈・外反筋で、荷重応答期の底屈を制動する立場にない。正しくは主に立脚中期〜後期に足部の側方安定に働く。
❌ 誤り。短腓骨筋は足関節の底屈・外反筋で、荷重応答期の底屈を制動する立場にない。正しくは主に立脚中期〜後期に足部の側方安定に働く。
4. ヒラメ筋
❌ 誤り。ヒラメ筋は底屈筋で、荷重応答期の底屈を制動できない。正しくは主に立脚中期〜終期に下腿の前傾(足関節背屈)を遠心性に制動する。
❌ 誤り。ヒラメ筋は底屈筋で、荷重応答期の底屈を制動できない。正しくは主に立脚中期〜終期に下腿の前傾(足関節背屈)を遠心性に制動する。
5. 長母指屈筋
❌ 誤り。長母指屈筋は底屈筋・母趾屈筋である。正しくは主に立脚中期〜終期に働き、踵が上がる時期の前足部の支持に関わる。
❌ 誤り。長母指屈筋は底屈筋・母趾屈筋である。正しくは主に立脚中期〜終期に働き、踵が上がる時期の前足部の支持に関わる。
【試験対策ポイント】
| 時期 | 足関節の動き | 遠心性に制動する筋 |
|---|---|---|
| 荷重応答期 | 底屈 | 前脛骨筋・長指伸筋・長母指伸筋(背屈筋) |
| 立脚中期〜終期 | 背屈(下腿の前傾) | ヒラメ筋・腓腹筋(底屈筋) |
同じ時期、膝では大腿四頭筋が膝の屈曲を遠心性に制動する。「関節がどちらに動くか→その反対の作用の筋が遠心性」で解く。
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