OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第61回 作業療法士国家試験 午前 第90問

臨床医学第61回午前

第61回 作業療法士国家試験 午前 第90問(臨床医学)の正答は 3 です。日本の外傷性脊髄損傷は、高齢者が平地などで転倒して頸髄を損傷する例が増えている。

問題
外傷性脊髄損傷で正しいのはどれか。
  1. 1. 女性に多い。
  2. 2. 腰髄損傷が最も多い。
  3. 3. 高齢者が増加している。 ✓
  4. 4. 労働災害の受傷は増加している。
  5. 5. 発生頻度は人口100万人当たり約100人/年である。

正答:3番

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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 57.8%標準

45人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:3番 — 高齢者が増加している。

日本の外傷性脊髄損傷は、高齢者が平地などで転倒して頸髄を損傷する例が増えている。頸椎の変性(脊柱管狭窄・後縦靱帯骨化など)を背景に、骨折を伴わない軽い外力でも頸髄損傷を生じやすい。


【各選択肢の解説】

1. 女性に多い。
❌ 誤り。正しくは、男性に多い。
2. 腰髄損傷が最も多い。
❌ 誤り。腰髄損傷は少ない。正しくは、頸髄損傷が最も多い。
3. 高齢者が増加している。
✅ 正しい。(=正答)受傷年齢は高齢化しており、高齢者の転倒による頸髄損傷(骨傷のない不全損傷が多い)が増えている。
4. 労働災害の受傷は増加している。
❌ 誤り。増えているのは高齢者の転倒による受傷であり、労働災害による受傷が増えているとはされていない。正しくは、主な原因は転倒・転落・交通事故で、転倒の割合が増えている。
5. 発生頻度は人口100万人当たり約100人/年である。
❌ 誤り。約100人は過大である。正しくは、日本脊髄障害医学会の2018年全国調査で人口100万人当たり約49人/年と推計された。

【試験対策ポイント】

項目日本の外傷性脊髄損傷の傾向
発生頻度人口100万人当たり約49人/年(2018年全国調査)
性別男性に多い
損傷高位頸髄が最多
年齢高齢化している
原因転倒が最多で増えている

「高齢者・転倒・頸髄・不全損傷が増えている」の流れで覚える。

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ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、作業療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

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