第61回 作業療法士国家試験 午後 第3問
作業療法治療学第61回午後
第61回 作業療法士国家試験 午後 第3問(作業療法治療学)の正答は 5 です。別冊のBIT通常検査は合計32/146点で、重度の左半側空間無視。
問題
65歳の男性。右利き。右頭頂葉の脳梗塞による片麻痺。MMSE 19/30点。Brunnstrom法ステージは上肢・手指、下肢ともにⅢ。回復期リハビリテーション病棟で作業療法が開始された。検査結果(別冊No. 1)を別に示す。この患者の作業療法で最も適切なのはどれか。
- 1. ペグ法
- 2. 間隔伸長法
- 3. 自己教示法
- 4. 問題解決訓練
- 5. プリズム適応療法 ✓
正答:5番
次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 63.4%標準
41人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:5番 — プリズム適応療法
別冊のBIT通常検査は合計32/146点で、重度の左半側空間無視。選択肢のうち半側空間無視に対する治療法はプリズム適応療法だけで、他は記憶障害・遂行機能障害への方法である。
【各選択肢の解説】
1. ペグ法
❌ 誤り。覚えたい事柄を、先に覚えた数字と語の対応(掛けくぎ=ペグ)に結びつける記憶術。正しくは記憶障害への方法で、無視の治療ではない。
❌ 誤り。覚えたい事柄を、先に覚えた数字と語の対応(掛けくぎ=ペグ)に結びつける記憶術。正しくは記憶障害への方法で、無視の治療ではない。
2. 間隔伸長法
❌ 誤り。思い出す間隔を少しずつ延ばして情報を定着させる方法(spaced retrieval)。正しくは記憶障害・認知症の記憶訓練に用いる。
❌ 誤り。思い出す間隔を少しずつ延ばして情報を定着させる方法(spaced retrieval)。正しくは記憶障害・認知症の記憶訓練に用いる。
3. 自己教示法
❌ 誤り。課題の手順を自分に言い聞かせながら(声に出す→内言化)行動を調整する方法。正しくは遂行機能障害や注意障害に用いる。
❌ 誤り。課題の手順を自分に言い聞かせながら(声に出す→内言化)行動を調整する方法。正しくは遂行機能障害や注意障害に用いる。
4. 問題解決訓練
❌ 誤り。問題の明確化→解決策の列挙→選択→実行→評価の手順を練習する方法。正しくは遂行機能障害に用いる。
❌ 誤り。問題の明確化→解決策の列挙→選択→実行→評価の手順を練習する方法。正しくは遂行機能障害に用いる。
5. プリズム適応療法
✅ 正しい。視野を右へずらすプリズム眼鏡をかけて目標へのリーチを繰り返すと、外したあとに到達運動や注意が左方向へ修正される。左半側空間無視の治療法である。
✅ 正しい。視野を右へずらすプリズム眼鏡をかけて目標へのリーチを繰り返すと、外したあとに到達運動や注意が左方向へ修正される。左半側空間無視の治療法である。
【試験対策ポイント】
| 方法 | 主な対象 |
|---|---|
| プリズム適応療法・視覚探索訓練 | 半側空間無視 |
| ペグ法・間隔伸長法・誤りなし学習 | 記憶障害 |
| 自己教示法・問題解決訓練 | 遂行機能障害 |
検査結果→障害名→その障害への治療法、の2段で解く。
📗 OTカコモンの学習教材
この問題でつまずいた範囲は、OT国試ノート「高次脳機能障害」第3章でまとめて復習できます。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。赤シート・覚えたチェック・印刷に対応。
▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)全科目セット 850円・買い切り / 31科目・全130章。運動学は無料で読めます。購入するとOTカコモンの広告も消えます。
スポンサーリンク(広告)
\ この1問で終わりにしない /
作業療法士の過去問、ぜんぶ無料で解ける
- 📚12年分・約2,400問をスマホでそのまま演習
- 🎯間違えた問題だけ自動でピックアップして復習
- 📈正答率と苦手な科目をグラフで可視化
登録30秒・ずっと無料
🗺️
ST-Toolbox の無料サービス
リハ就職マップ | OTの就職先を公的データから探す
見学先を選ぶときにまず知りたいのは「そこがどの分野をやっているか」。届出内容から分かる領域(身体障害・精神障害・発達障害・老年期)と、住所を入れての通勤時間で絞り込めます。全国20,364か所・登録不要。求人が出ていない施設も最初から載っています。
別タブでさがす →
関連
スポンサーリンク(広告)