第61回 作業療法士国家試験 午後 第31問
生理学第61回午後
第61回 作業療法士国家試験 午後 第31問(生理学)の正答は 2 です。ビタミンB₁(チアミン)欠乏は末梢神経障害(脚気)に加え、中枢神経障害(Wernicke脳症・Korsakoff症候群)を引き起こす。
問題
欠乏すると中枢神経障害を引き起こすのはどれか。
- 1. ビタミンA
- 2. ビタミンB₁ ✓
- 3. ビタミンC
- 4. ビタミンD
- 5. ビタミンK
正答:2番
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解説
■ 正答:2番 — ビタミンB₁
ビタミンB₁(チアミン)欠乏は末梢神経障害(脚気)に加え、中枢神経障害(Wernicke脳症・Korsakoff症候群)を引き起こす。
【各選択肢の解説】
1. ビタミンA
❌ 誤り。ビタミンA欠乏では夜盲症・皮膚乾燥・免疫低下が生じるが、中枢神経障害は主症状ではない。
❌ 誤り。ビタミンA欠乏では夜盲症・皮膚乾燥・免疫低下が生じるが、中枢神経障害は主症状ではない。
2. ビタミンB₁
✅ 正しい。B₁欠乏によりWernicke脳症(眼球運動障害・運動失調・意識障害)、慢性化するとKorsakoff症候群(健忘・作話)が生じる。アルコール多飲者や胃切除後患者でリスクが高い。
✅ 正しい。B₁欠乏によりWernicke脳症(眼球運動障害・運動失調・意識障害)、慢性化するとKorsakoff症候群(健忘・作話)が生じる。アルコール多飲者や胃切除後患者でリスクが高い。
3. ビタミンC
❌ 誤り。ビタミンC欠乏では壊血病(出血傾向・歯肉炎)が生じる。
❌ 誤り。ビタミンC欠乏では壊血病(出血傾向・歯肉炎)が生じる。
4. ビタミンD
❌ 誤り。ビタミンD欠乏ではくる病・骨軟化症が生じる。
❌ 誤り。ビタミンD欠乏ではくる病・骨軟化症が生じる。
5. ビタミンK
❌ 誤り。ビタミンK欠乏では凝固障害・出血傾向が生じる。
❌ 誤り。ビタミンK欠乏では凝固障害・出血傾向が生じる。
【試験対策ポイント】
ビタミン欠乏症の対応:
| ビタミン | 欠乏症 |
|---|---|
| B₁ | Wernicke脳症・Korsakoff症候群・脚気 |
| B₁₂ | 亜急性連合性脊髄変性・悪性貧血 |
| B₃(ナイアシン) | ペラグラ |
| C | 壊血病 |
| D | くる病・骨軟化症 |
| K | 出血傾向 |
B₁₂欠乏も中枢神経障害を起こすが選択肢にないためB₁が正解。
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