第61回 作業療法士国家試験 午後 第45問
作業療法治療学第61回午後
第61回 作業療法士国家試験 午後 第45問(作業療法治療学)の正答は 2 です。うつ病の回復期前期は、気分は持ち直し始めても疲れやすく、エネルギーが乏しい時期である。
問題
回復期前期のうつ病患者の作業療法で最も適切なのはどれか。
- 1. 元気を出すように励ます。
- 2. こまめに休憩をとるよう促す。 ✓
- 3. 退院後の生活を考えるよう勧める。
- 4. 他患者と積極的に交流するよう促す。
- 5. 経験のある作業種目を行うよう勧める。
正答:2番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 87.5%やさしい
32人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — こまめに休憩をとるよう促す。
うつ病の回復期前期は、気分は持ち直し始めても疲れやすく、エネルギーが乏しい時期である。作業療法では負担を小さくし、無理をさせず休みながら進めることが基本となる。
【各選択肢の解説】
1. 元気を出すように励ます。
❌ 誤り。励ましは「応えられない自分」を責める気持ちを強めやすい。正しくは励まさずに受容的に関わる。
❌ 誤り。励ましは「応えられない自分」を責める気持ちを強めやすい。正しくは励まさずに受容的に関わる。
2. こまめに休憩をとるよう促す。
✅ 正しい。(=正答)疲れやすい時期なので、疲労をためないよう休憩を入れながら作業を進める。
✅ 正しい。(=正答)疲れやすい時期なので、疲労をためないよう休憩を入れながら作業を進める。
3. 退院後の生活を考えるよう勧める。
❌ 誤り。回復期前期に先の課題を考えさせると負担や焦りが強まる。正しくは退院後の生活の準備は回復期後期に取り組む。
❌ 誤り。回復期前期に先の課題を考えさせると負担や焦りが強まる。正しくは退院後の生活の準備は回復期後期に取り組む。
4. 他患者と積極的に交流するよう促す。
❌ 誤り。対人交流は負担が大きく、この時期に促すと疲労しやすい。正しくは個人で行える作業から始め、交流は本人のペースに任せる。
❌ 誤り。対人交流は負担が大きく、この時期に促すと疲労しやすい。正しくは個人で行える作業から始め、交流は本人のペースに任せる。
5. 経験のある作業種目を行うよう勧める。
❌ 誤り。病前に慣れた作業は以前との出来ばえの差を感じさせ、自信を失いやすい。正しくは簡単で、短時間で完成する作業から始める。
❌ 誤り。病前に慣れた作業は以前との出来ばえの差を感じさせ、自信を失いやすい。正しくは簡単で、短時間で完成する作業から始める。
【試験対策ポイント】
| 時期 | 作業療法の関わり |
|---|---|
| 急性期 | 休養が中心 |
| 回復期前期 | 簡単・短時間で完成する作業、休憩を多く、励まさない |
| 回復期後期 | 作業量・対人交流を段階的に増やす、退院後の生活・復職の準備 |
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