第61回 作業療法士国家試験 午後 第60問
解剖学第61回午後
第61回 作業療法士国家試験 午後 第60問(解剖学)の正答は 2 です。尺骨神経は肘の後内側で、肘頭と上腕骨内側上顆の間の溝(尺骨神経溝)を通り、皮膚の直下で触れる。
問題
末梢神経と体表からの触知部位の組合せで正しいのはどれか。
- 1. 脛骨神経 ─── 外果とアキレス腱の間
- 2. 尺骨神経 ─── 肘頭と上腕骨内側上顆の間 ✓
- 3. 正中神経 ─── 上腕近位部で烏口腕筋の外側
- 4. 腕神経叢 ─── 胸鎖乳突筋の胸骨頭と鎖骨頭の間
- 5. 総腓骨神経 ─── 膝窩部で半腱様筋腱の内側
正答:2番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 62.1%標準
58人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — 尺骨神経 ─── 肘頭と上腕骨内側上顆の間
尺骨神経は肘の後内側で、肘頭と上腕骨内側上顆の間の溝(尺骨神経溝)を通り、皮膚の直下で触れる。ほかは内側と外側などの位置の入れ替えになっている。
【各選択肢の解説】
1. 脛骨神経 ─── 外果とアキレス腱の間
❌ 誤り。外果の後ろを通るのは腓腹神経である。正しくは脛骨神経は内果とアキレス腱の間で触れる。
❌ 誤り。外果の後ろを通るのは腓腹神経である。正しくは脛骨神経は内果とアキレス腱の間で触れる。
2. 尺骨神経 ─── 肘頭と上腕骨内側上顆の間
✅ 正しい。(=正答)肘の内側をぶつけたときに小指側へしびれが走るのは、ここで尺骨神経が圧迫されるためである。
✅ 正しい。(=正答)肘の内側をぶつけたときに小指側へしびれが走るのは、ここで尺骨神経が圧迫されるためである。
3. 正中神経 ─── 上腕近位部で烏口腕筋の外側
❌ 誤り。正しくは正中神経は上腕の内側で、上腕二頭筋の内側縁に沿う溝(内側二頭筋溝)を上腕動脈とともに走り、そこで触れる。
❌ 誤り。正しくは正中神経は上腕の内側で、上腕二頭筋の内側縁に沿う溝(内側二頭筋溝)を上腕動脈とともに走り、そこで触れる。
4. 腕神経叢 ─── 胸鎖乳突筋の胸骨頭と鎖骨頭の間
❌ 誤り。正しくは腕神経叢は胸鎖乳突筋の後縁より外側、鎖骨の上(後頸三角)で触れる。
❌ 誤り。正しくは腕神経叢は胸鎖乳突筋の後縁より外側、鎖骨の上(後頸三角)で触れる。
5. 総腓骨神経 ─── 膝窩部で半腱様筋腱の内側
❌ 誤り。半腱様筋腱は膝窩の内側の縁をつくる。正しくは総腓骨神経は膝窩の外側を大腿二頭筋腱に沿って下り、腓骨頭の下方(腓骨頸)で触れる。
❌ 誤り。半腱様筋腱は膝窩の内側の縁をつくる。正しくは総腓骨神経は膝窩の外側を大腿二頭筋腱に沿って下り、腓骨頭の下方(腓骨頸)で触れる。
【試験対策ポイント】
| 神経 | 触れる場所 |
|---|---|
| 尺骨神経 | 肘頭と上腕骨内側上顆の間 |
| 総腓骨神経 | 腓骨頭の下方(腓骨頸) |
| 脛骨神経 | 内果とアキレス腱の間 |
| 正中神経 | 上腕の内側二頭筋溝 |
| 腕神経叢 | 胸鎖乳突筋後縁の外側、鎖骨の上 |
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