OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第61回 作業療法士国家試験 午後 第61問

生理学第61回午後

第61回 作業療法士国家試験 午後 第61問(生理学)の正答は 2 です。平滑筋は横紋のない不随意筋で、収縮は遅いが少ないエネルギーで長く続く。

問題
平滑筋で正しいのはどれか。
  1. 1. 随意的な運動が可能である。
  2. 2. 代謝は解糖系に依存している。 ✓
  3. 3. 骨格筋に比べて収縮速度が速い。
  4. 4. 筋フィラメントが規則的に並んでいる。
  5. 5. 骨格筋に比べて単位断面積あたりの収縮張力が小さい。

正答:2番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 43.1%難問

51人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:2番 — 代謝は解糖系に依存している。

平滑筋は横紋のない不随意筋で、収縮は遅いが少ないエネルギーで長く続く。ATPの供給に解糖系が大きく関わる点を、骨格筋との違いとして問う。


【各選択肢の解説】

1. 随意的な運動が可能である。
❌ 誤り。平滑筋は不随意筋で、自律神経・ホルモン・局所の伸展などで調節される。正しくは、随意的に動かせるのは骨格筋である。
2. 代謝は解糖系に依存している。
✅ 正しい。平滑筋はATPの消費が少なく、酸素が足りている条件でも解糖で乳酸をつくる割合が大きいとされる(=正答)。
3. 骨格筋に比べて収縮速度が速い。
❌ 誤り。平滑筋はミオシンのATP分解が遅く、収縮・弛緩とも骨格筋より遅い。正しくは、収縮速度は遅いが張力を長く保てる。
4. 筋フィラメントが規則的に並んでいる。
❌ 誤り。平滑筋にはサルコメア(筋節)がなく、アクチンは緻密体に付いて斜めに走るため横紋が見えない。正しくは、フィラメントが規則的に並ぶ(横紋がある)のは骨格筋と心筋である。
5. 骨格筋に比べて単位断面積あたりの収縮張力が小さい。
❌ 誤り。平滑筋の断面積あたりの最大張力は骨格筋と同程度かそれ以上とされる(ガイトン生理学)。正しくは、張力は小さくなく、収縮速度が遅い。

【試験対策ポイント】

見分けの軸平滑筋骨格筋
随意性不随意随意
横紋(サルコメア)なしあり
収縮速度遅い速い
断面積あたりの最大張力同程度かそれ以上基準
収縮の持続長く保てる疲労しやすい線維がある

「遅いが弱くはない」が平滑筋の覚え方。

📗 OTカコモンの学習教材

この問題でつまずいた範囲は、OT国試ノート「生理学」第2章でまとめて復習できます。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。赤シート・覚えたチェック・印刷に対応。

OT国試ノート 頻出だけを、1冊に。 31科目・全130章/過去問12回分(第50〜61回)の出題傾向から作成 赤シート・覚えたチェック・印刷対応/章末から過去問へ戻れる 買い切り 850円 運動学は無料 ▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)
全科目セット 850円・買い切り / 31科目・全130章。運動学は無料で読めます。購入するとOTカコモンの広告も消えます。
✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、作業療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

スポンサーリンク(広告)
\ この1問で終わりにしない /
作業療法士の過去問、ぜんぶ無料で解ける
無料で過去問演習を始める ▶
登録30秒・ずっと無料
🗺️ ST-Toolbox の無料サービス リハ就職マップ | OTの就職先を公的データから探す 見学先を選ぶときにまず知りたいのは「そこがどの分野をやっているか」。届出内容から分かる領域(身体障害・精神障害・発達障害・老年期)と、住所を入れての通勤時間で絞り込めます。全国20,364か所・登録不要。求人が出ていない施設も最初から載っています。 別タブでさがす →
関連

▶ 第61回 全問一覧

▶ 生理学 の過去問一覧

スポンサーリンク(広告)