OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第61回 作業療法士国家試験 午後 第63問

生理学第61回午後

第61回 作業療法士国家試験 午後 第63問(生理学)の正答は 5 です。副交感神経は消化管の運動を高める側に働く。

問題
刺激と反応の組合せで正しいのはどれか。
  1. 1. 交感神経 ── 縮瞳
  2. 2. 交感神経 ── 気管支の収縮
  3. 3. 交感神経 ── 心拍数の減少
  4. 4. 副交感神経 ── 立毛筋の収縮
  5. 5. 副交感神経 ── 直腸平滑筋の収縮 ✓

正答:5番

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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 37.9%難問

58人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:5番 — 副交感神経 ── 直腸平滑筋の収縮

副交感神経は消化管の運動を高める側に働く。仙髄から出る骨盤内臓神経が直腸の平滑筋を収縮させ、内肛門括約筋をゆるめて排便を進める。ほかの選択肢は、交感と副交感の作用を入れ替えたひっかけである。


【各選択肢の解説】

1. 交感神経 ── 縮瞳
❌ 誤り。交感神経は瞳孔散大筋を収縮させ散瞳を起こす。正しくは、縮瞳は副交感神経(動眼神経)が瞳孔括約筋を収縮させて起こる。
2. 交感神経 ── 気管支の収縮
❌ 誤り。交感神経はβ2受容体を介して気管支を拡張させる。正しくは、気管支の収縮は副交感神経(迷走神経)による。
3. 交感神経 ── 心拍数の減少
❌ 誤り。交感神経は心拍数を増加させる。正しくは、心拍数を減らすのは副交感神経(迷走神経)である。
4. 副交感神経 ── 立毛筋の収縮
❌ 誤り。立毛筋は交感神経が支配し、副交感神経の支配を受けない(汗腺・皮膚の多くの血管と同じ)。正しくは、交感神経 ── 立毛筋の収縮である。
5. 副交感神経 ── 直腸平滑筋の収縮
✅ 正しい。骨盤内臓神経(S2〜S4)が直腸の平滑筋を収縮させ、内肛門括約筋を弛緩させる(=正答)。

【試験対策ポイント】

器官交感神経副交感神経
瞳孔散瞳縮瞳
気管支拡張収縮
心拍数増加減少
消化管の運動抑制促進
立毛筋収縮支配なし

立毛筋・汗腺は交感神経が支配し副交感神経の支配がない、という例外を押さえる。

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