第3章|炎症

病理学 第3章

3-1 炎症とは

炎症は組織傷害に対する生体の防御反応です。有害物を排除し、組織を修復します。

炎症の5徴候

発赤 ・ 発熱(熱感)・ 腫脹 ・ 疼痛 ・ 機能障害

3-2 急性炎症と慢性炎症

急性炎症慢性炎症
経過短い長い
主な細胞好中球リンパ球・マクロファージ・形質細胞
特徴血管拡張・滲出肉芽組織・線維化

急性炎症の主役は好中球、慢性炎症ではリンパ球・マクロファージが中心。細胞の種類で急性・慢性を見分ける問題が出る。

3-3 創傷治癒

  • 肉芽組織(毛細血管と線維芽細胞)が欠損を埋め、やがて瘢痕(線維化)に
  • 治癒を妨げる:感染・低栄養・糖尿病・血流不足・ステロイド

褥瘡や創の治癒には栄養(とくにたんぱく質)・血流・感染管理が重要。低栄養は治癒を遅らせる(内科学のリスク管理も参照)。