第6章|心理検査

臨床心理学 第6章

6-1 知能検査

  • ビネー式:世界初の知能検査。精神年齢(MA)を測り、IQ=MA/CA×100(比率IQ)。日本版は田中ビネー・鈴木ビネー
  • ウェクスラー式偏差IQ(DIQ)を用いる。年齢別に WPPSI(幼児)/WISC(児童)/WAIS(成人)
検査対象
WPPSI幼児
WISC児童(学齢)
WAIS成人

「ウェクスラー式は精神年齢からIQを求める」は誤り。精神年齢(比率IQ)はビネー式。ウェクスラーは偏差IQ

6-2 発達検査・認知症スクリーニング

  • 発達検査:新版K式・遠城寺式・津守式(発達指数DQ)
  • MMSE:認知機能スクリーニング(30点満点・国際的)
  • HDS-R(改訂長谷川式):認知症スクリーニング(30点満点・20点以下で認知症疑い)

6-3 人格検査

方法代表的な検査特徴
質問紙法YG性格検査・MMPI・エゴグラム実施が簡便・意図的に歪めやすい
投影法ロールシャッハ・TAT・SCT・バウムテスト・P-Fスタディ深層を捉えるが、解釈に熟練が必要
作業検査法内田クレペリン精神作業検査作業量の推移から性格・適性をみる

ロールシャッハ=投影法(インクの染み)、内田クレペリン=作業検査法(連続加算)。この対応は頻出。投影法は「あいまいな刺激」に反応させる点が共通。