第2章|身体障害領域

作業療法学(評価・治療) 第2章

2-1 身体障害領域の作業療法

身体障害では、上肢機能・ADL・福祉用具を中心に、生活の再建を支援します。代表的な疾患を押さえます。

2-2 脳卒中(片麻痺)

  • 上肢機能の回復段階をブルンストローム・ステージで評価
  • 麻痺手の促通・両手動作の練習、必要に応じて利き手交換(利き手が麻痺した場合)
  • ADL訓練(更衣・食事・整容)と高次脳機能障害への対応(第7章参照)

2-3 脊髄損傷・関節リウマチ・手の外科

疾患作業療法の要点
脊髄損傷損傷レベルの残存機能に応じたADL・車椅子・自助具
関節リウマチ関節保護(ジョイントプロテクション)・自助具・スプリントで変形予防
末梢神経麻痺スプリントで機能肢位を保持(下垂手・猿手・鷲手/整形外科学参照)

関節リウマチの関節保護は「大きな関節で力を受ける・変形方向(尺側偏位)への負荷を避ける・長く同じ肢位を続けない」が原則。変形を助長しない動作指導が重要。