高齢者では、残存機能を活かし・廃用を防ぎ・その人らしい生活を支えることを重視します。認知症への関わりが大きな柱です。
| 技法 | 内容 |
|---|---|
| 回想法 | 昔の思い出を語り合い、情緒の安定・自己肯定感を高める |
| リアリティオリエンテーション(RO) | 日時・場所・人などの見当識を繰り返し伝える |
| パーソン・センタード・ケア | その人を中心に、尊厳を大切にする関わり |
認知症では新しい学習を強いず、なじみのある作業・残存する能力を活かす。回想法は保たれやすい昔の記憶(遠隔記憶)を用いる点が、近時記憶障害の特性に合致する(精神医学 第5章参照)。
高齢期の作業療法は「機能を治す」だけでなく役割・楽しみ・つながりを通して生活を支える視点が重要。廃用は予防が最善です。