第50回 理学療法士国家試験 午前 第16問
地域理学療法第50回午前
第50回 理学療法士国家試験 午前 第16問(地域理学療法)の正答は 4 です。慢性心不全(NYHA分類クラスⅡ:日常活動で軽度の症状)の在宅リハです。
問題
70歳の男性。身長170cm、体重60kg。慢性心不全でNYHA分類classⅡ。在宅におけるリハビリテーションを行っている。在宅での生活と運動指導で正しいのはどれか。
- 1. 安静時間を長くする。
- 2. Borg指数で15程度の運動を勧める。
- 3. 体重増加は栄養改善の良い指標である。
- 4. 疲労感が残存しているときは運動を休む。 ✓
- 5. 症状に特別な変化がない場合は服薬を中止する。
正答:4番
次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリで
この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 90%参考値
10人の初回解答から算出(2026年7月28日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:4番 — 疲労感が残存しているときは運動を休む。
慢性心不全(NYHA分類クラスⅡ:日常活動で軽度の症状)の在宅リハです。心臓リハビリでは過負荷を避け、症状や体調をモニタリングしながら適切な強度で運動を継続することが重要です。疲労感が翌日まで残るような運動は過負荷のサインであり、その場合は運動を休むのが正しい対応です。
【各選択肢の解説】
1. 安静時間を長くする。
❌ 誤り。過度の安静は廃用症候群・運動耐容能の低下を招きます。心不全でも適切な強度の運動療法を継続することが推奨されます。
❌ 誤り。過度の安静は廃用症候群・運動耐容能の低下を招きます。心不全でも適切な強度の運動療法を継続することが推奨されます。
2. Borg指数で15程度の運動を勧める。
❌ 誤り。Borg指数15は「きつい」レベルで負荷が高すぎます。心不全の運動強度はBorg 11〜13(楽である〜ややきつい)が目安です。
❌ 誤り。Borg指数15は「きつい」レベルで負荷が高すぎます。心不全の運動強度はBorg 11〜13(楽である〜ややきつい)が目安です。
3. 体重増加は栄養改善の良い指標である。
❌ 誤り。心不全での急な体重増加は体液貯留(うっ血の増悪)を示す危険なサインです。栄養改善ではなく増悪の指標として注意します。
❌ 誤り。心不全での急な体重増加は体液貯留(うっ血の増悪)を示す危険なサインです。栄養改善ではなく増悪の指標として注意します。
4. 疲労感が残存しているときは運動を休む。
✅ 正しい。翌日に疲労が残る運動は負荷過剰を意味します。疲労が残るときは運動を控えて回復を優先するのが、心不全在宅リハの適切な自己管理です。
✅ 正しい。翌日に疲労が残る運動は負荷過剰を意味します。疲労が残るときは運動を控えて回復を優先するのが、心不全在宅リハの適切な自己管理です。
5. 症状に特別な変化がない場合は服薬を中止する。
❌ 誤り。心不全治療薬は症状が安定していても自己判断で中止してはいけません。中止すると増悪をきたす危険があり、必ず医師の指示に従います。
❌ 誤り。心不全治療薬は症状が安定していても自己判断で中止してはいけません。中止すると増悪をきたす危険があり、必ず医師の指示に従います。
【試験対策ポイント】
慢性心不全の在宅自己管理のキーワードは「体重・症状のセルフモニタリング」。短期間(数日で2〜3kg)の体重増加・下腿浮腫・呼吸困難の増悪は受診のサイン。運動強度はBorg 11〜13、自覚的に「ややきつい」までに留める。過度の安静・服薬の自己中止は禁物。NYHA分類(Ⅰ〜Ⅳ)は身体活動による症状の程度で重症度を表す点も押さえる。
📗 PTカコモンの学習教材
この問題でつまずいた範囲は、PT国試ノート「内科学」第7章でまとめて復習できます。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。赤シート・覚えたチェック・印刷に対応。
▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)全科目セット 850円・買い切り / 12科目・全84章。運動学・解剖学は無料で読めます。
スポンサーリンク(広告)
\ この1問で終わりにしない /
理学療法士の過去問、ぜんぶ無料で解ける
- 📚18年分・約3,595問をスマホでそのまま演習
- 🎯間違えた問題だけ自動でピックアップして復習
- 📈正答率と苦手な科目をグラフで可視化
登録30秒・ずっと無料
🗺️
ST-Toolbox の無料サービス
リハ就職マップ | PTの就職先を公的データから探す
見学先を選ぶときにまず知りたいのは「そこがどの分野をやっているか」。届出内容から分かる領域(脳血管等・運動器・呼吸器・心大血管・小児・生活期(介護施設))と、住所を入れての通勤時間で絞り込めます。全国18,875か所・登録不要。求人が出ていない施設も最初から載っています。
別タブでさがす →
スポンサーリンク(広告)