PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第50回 理学療法士国家試験 午前 第23問

理学療法評価学第50回午前

第50回 理学療法士国家試験 午前 第23問(理学療法評価学)の正答は 1 です。腓腹筋の検査は足関節底屈で行う。

問題
Danielsらの徒手筋力テストで、腓腹筋の検査をする際に代償的に働く筋はどれか。
  1. 1. 後脛骨筋 ✓
  2. 2. 前脛骨筋
  3. 3. 長母指伸筋
  4. 4. 長指伸筋
  5. 5. 母指外転筋

正答:1番

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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 66.7%参考値

12人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:1番 — 後脛骨筋

腓腹筋の検査は足関節底屈で行う。底屈には下腿三頭筋のほか、足関節の後方を通る筋(後脛骨筋・長腓骨筋・短腓骨筋・長趾屈筋・長母趾屈筋)も補助的に働くため、これらが代償する。選択肢で足関節の後方を通るのは後脛骨筋だけである。


【各選択肢の解説】

1. 後脛骨筋
✅ 正しい。腱が内果の後ろを通って足底に付くため、足関節の底屈に補助的に働く。下腿三頭筋が弱いと足の内がえしを伴う底屈で代償する。
2. 前脛骨筋
❌ 誤り。腱が足関節の前方を通る背屈筋(内がえしにも働く)である。正しくは底屈の拮抗筋で、代償筋にはならない。
3. 長母指伸筋
❌ 誤り。長母趾伸筋(国試の語形は長母指伸筋)は母趾の伸展と足関節背屈に働く。正しくは背屈側の筋で、底屈を代償しない。
4. 長指伸筋
❌ 誤り。長趾伸筋(長指伸筋)は第2〜5趾の伸展と足関節背屈・外がえしに働く。正しくは背屈側の筋で、底屈を代償しない。
5. 母指外転筋
❌ 誤り。母趾外転筋(母指外転筋)は足底の内在筋で、足関節をまたがない。正しくは母趾の外転と内側縦アーチの保持に働く筋で、足関節の底屈には関与しない。

【試験対策ポイント】

足関節の後方を通る(底屈に働く)足関節の前方を通る(背屈に働く)
下腿三頭筋(主動筋)前脛骨筋
後脛骨筋・長趾屈筋・長母趾屈筋(内果の後ろ)長趾伸筋
長腓骨筋・短腓骨筋(外果の後ろ)長母趾伸筋

代償筋は「足関節のどちら側を通るか」で振り分けると迷わない。

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