PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第50回 理学療法士国家試験 午前 第32問

理学療法評価学第50回午前

第50回 理学療法士国家試験 午前 第32問(理学療法評価学)の正答は 5 です。Thomasテストは股関節屈曲拘縮を評価する検査です。

問題
股関節に屈曲拘縮がある場合に陽性を示すのはどれか。
  1. 1. Bragardテスト
  2. 2. Buergerテスト
  3. 3. Lachmanテスト
  4. 4. McMurrayテスト
  5. 5. Thomasテスト

正答:5番

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解説
■ 正答:5番 — Thomasテスト

Thomasテストは股関節屈曲拘縮を評価する検査です。背臥位で一側股関節を最大屈曲させたとき、反対側の大腿が床から浮き上がれば屈曲拘縮ありと判定します。


【各選択肢の解説】

1. Bragardテスト
❌ 誤り。BragardテストはSLR陽性肢をやや下げてから足関節を背屈させて坐骨神経痛を誘発する検査で、神経根症状の評価です。
2. Buergerテスト
❌ 誤り。Buergerテストは下肢挙上と下垂による皮膚色変化をみる末梢動脈循環(閉塞性動脈疾患)の検査です。
3. Lachmanテスト
❌ 誤り。Lachmanテストは膝前十字靱帯(ACL)損傷を評価する検査です。
4. McMurrayテスト
❌ 誤り。McMurrayテストは膝半月板損傷を評価する検査です。
5. Thomasテスト
✅ 正しい。股関節屈曲拘縮があると、対側股関節最大屈曲時に検査側大腿が床から浮き上がり陽性となります。

【試験対策ポイント】

部位別の整形外科テストを整理:股関節→Thomas(屈曲拘縮)・Patrick(FABER)・Trendelenburg膝→Lachman/前方引き出し(ACL)・McMurray(半月板)腰→SLR・Bragard(神経根)。テスト名と評価部位の組合せは頻出。

✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、理学療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

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