第50回 理学療法士国家試験 午前 第37問
理学療法治療学第50回午前
尺骨神経麻痺による鷲手変形に対する上肢装具はどれか。\n1. ナックルベンダー\n2. パンケーキ型装具\n3. Thomas型懸垂装具\n4. Oppenheimer型装具\n5. Rancho型長対立装具
- 1. ナックルベンダー ✓
- 2. パンケーキ型装具
- 3. Thomas型懸垂装具
- 4. Oppenheimer型装具
- 5. Rancho型長対立装具
正答:1番
解説
■ 正答:1番 — ナックルベンダー
尺骨神経麻痺により鷲手変形(第4・5指のMP関節屈曲、PIP・DIP関節伸展)が生じた場合、MP関節を伸展位に保持し、PIP・DIP関節の自動運動を許容するナックルベンダーが最適な装具です。
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【各選択肢の解説】
1. ナックルベンダー
✅ 正しい。MP関節を伸展位に固定し、PIP・DIP関節は可動性を保つため、鷲手変形の矯正に用いられる標準的装具です。
2. パンケーキ型装具
❌ 誤り。肘関節固定用の装具で、尺骨神経麻痺の手指変形矯正には適応外です。
3. Thomas型懸垂装具
❌ 誤り。肩脱臼予防目的の肩関節固定装具で、手指変形矯正に用いません。
4. Oppenheimer型装具
❌ 誤り。脳卒中による上肢痙縮対策の装具で、末梢神経麻痺の手指矯正には不適切です。
5. Rancho型長対立装具
❌ 誤り。橈骨神経麻痺による手指垂下対策装具で、鷲手変形矯正には用いられません。
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【試験対策ポイント】
• 鷲手変形:尺骨神経麻痺特有(MP屈曲+PIP/DIP伸展)→ナックルベンダー
• 各装具の適応疾患を関連神経麻痺パターンで整理
• MP関節の伸展固定が鷲手矯正の原則