第50回 理学療法士国家試験 午前 第36問
理学療法治療学第50回午前
第50回 理学療法士国家試験 午前 第36問(理学療法治療学)の正答は 2 です。膝離断は大腿骨の顆部を残すため、断端で体重を受けられ、顆部のふくらみでソケットが抜けにくく、ねじれにも強い。
問題
膝離断義足のソケットの利点で誤っているのはどれか。
- 1. 断端での体重負荷が可能
- 2. 膝継手の設定の簡便性 ✓
- 3. 回旋方向の安定性
- 4. 前後方向の安定性
- 5. 良好な懸垂機能
正答:2番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 20%参考値
20人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — 膝継手の設定の簡便性
膝離断は大腿骨の顆部を残すため、断端で体重を受けられ、顆部のふくらみでソケットが抜けにくく、ねじれにも強い。一方で断端が長いため、膝継手を付けると義足側の膝の位置が健側より下がり、継手の設定はむしろ難しい。設問は記述の誤りを選ぶ形である。
【各選択肢の解説】
1. 断端での体重負荷が可能
✅ 正しい。大腿骨顆部が残り断端の末端で体重を受けられる(末端荷重)。膝離断義足の利点である。
✅ 正しい。大腿骨顆部が残り断端の末端で体重を受けられる(末端荷重)。膝離断義足の利点である。
2. 膝継手の設定の簡便性
❌ 誤り(=正答)。断端が長く、膝継手を付ける余地が少ないため、義足側の膝の回転中心が健側より低くなる。正しくは膝継手の設定が難しいことが欠点であり、薄型の多軸膝継手などで対応する。
❌ 誤り(=正答)。断端が長く、膝継手を付ける余地が少ないため、義足側の膝の回転中心が健側より低くなる。正しくは膝継手の設定が難しいことが欠点であり、薄型の多軸膝継手などで対応する。
3. 回旋方向の安定性
✅ 正しい。大腿骨顆部の幅のある形がソケットにはまるため、断端がソケット内で回りにくい。利点である。
✅ 正しい。大腿骨顆部の幅のある形がソケットにはまるため、断端がソケット内で回りにくい。利点である。
4. 前後方向の安定性
✅ 正しい。断端が長く、てこの腕が長いため義足を前後方向に制御しやすい。利点である。
✅ 正しい。断端が長く、てこの腕が長いため義足を前後方向に制御しやすい。利点である。
5. 良好な懸垂機能
✅ 正しい。顆部のふくらみ(遠位が太い形)がソケットに引っかかり、自己懸垂が得られる。利点である。
✅ 正しい。顆部のふくらみ(遠位が太い形)がソケットに引っかかり、自己懸垂が得られる。利点である。
【試験対策ポイント】
| 膝離断義足 | 内容 |
|---|---|
| 利点 | 末端荷重・顆部による自己懸垂・回旋の安定・長いてこ |
| 欠点 | 膝継手の位置が下がる(設定が難しい)・遠位が太く外観に影響 |
「誤っているのはどれか」の設問では、利点として正しい肢が✅になる。
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