第50回 理学療法士国家試験 午前 第44問
理学療法評価学第50回午前
第50回 理学療法士国家試験 午前 第44問(理学療法評価学)の正答は 2 です。6分間歩行テスト(6MWT)は、6分間に歩ける最大距離で運動耐容能を評価します。
問題
6分間歩行テストで誤っているのはどれか。
- 1. テストは2回施行する。
- 2. 被検者の横に並んで歩く。 ✓
- 3. 自覚症状の変化を記録する。
- 4. 被検者に残りの時間を伝える。
- 5. 6分間の総歩行距離で評価する。
正答:2番
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解説
■ 正答:2番 — 被検者の横に並んで歩く。
6分間歩行テスト(6MWT)は、6分間に歩ける最大距離で運動耐容能を評価します。検査者が横に並んで歩くと被検者のペースを引っ張ってしまうため、後方から付き添うのが正しく、横に並んで歩くは誤りです。
【各選択肢の解説】
1. テストは2回施行する。
❌(正しい記述)。学習効果があるため2回行い良い方を採用するのが標準的です。
❌(正しい記述)。学習効果があるため2回行い良い方を採用するのが標準的です。
2. 被検者の横に並んで歩く。
✅ 正しい(これが誤りの記述=正答)。横に並ぶとペースメーカーとなり距離が過大評価されるため、検査者は被検者の後方やや後ろを歩きます。
✅ 正しい(これが誤りの記述=正答)。横に並ぶとペースメーカーとなり距離が過大評価されるため、検査者は被検者の後方やや後ろを歩きます。
3. 自覚症状の変化を記録する。
❌(正しい記述)。Borg指数による呼吸困難・下肢疲労やSpO2・脈拍など自覚症状・バイタルの変化を記録します。
❌(正しい記述)。Borg指数による呼吸困難・下肢疲労やSpO2・脈拍など自覚症状・バイタルの変化を記録します。
4. 被検者に残りの時間を伝える。
❌(正しい記述)。1分ごとに経過・残り時間を決められた声かけで伝えるのが標準手順です。
❌(正しい記述)。1分ごとに経過・残り時間を決められた声かけで伝えるのが標準手順です。
5. 6分間の総歩行距離で評価する。
❌(正しい記述)。6分間に歩いた総距離(m)が主要評価指標です。
❌(正しい記述)。6分間に歩いた総距離(m)が主要評価指標です。
【試験対策ポイント】
6MWTのポイント:30m程度の直線往復・声かけは標準化された励まし・検査者は後方付き添い(並走しない)・SpO2/脈拍/Borg記録・中止基準(強い胸痛・著しいSpO2低下など)。COPD・心不全の運動耐容能評価に用いる。否定問題なので「並んで歩く=NG」を見抜く。
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