第50回 理学療法士国家試験 午前 第45問
リハビリテーション医学第50回午前
第50回 理学療法士国家試験 午前 第45問(リハビリテーション医学)の正答は 1・2 です。FIMは本人が課題のどれだけを行っているかで7段階に採点し、1点は本人の遂行が25%未満(全介助)である。
問題
FIMの評定で正しいのはどれか。2つ選べ。
- 1. 食事1点:咀嚼や嚥下は可能であるが、食べ物を口に全く運ばない。 ✓
- 2. トイレ動作1点:日中6回修正自立で行い、夜間2回全介助で行っている。 ✓
- 3. 排便管理4点:坐薬を月に4回挿入してもらっている。
- 4. 移動4点:車椅子で50m以上自走できるが曲がるたびに介助が必要となる。
- 5. 記憶2点:よく出会う人を認識し、日課を思い出せるが、命令に従えるのは1段階までである。
正答:1・2番
次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 5%参考値
20人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1・2番 — 食事1点:咀嚼や嚥下は可能であるが、食べ物を口に全く運ばない。・トイレ動作1点:日中6回修正自立で行い、夜間2回全介助で行っている。
FIMは本人が課題のどれだけを行っているかで7段階に採点し、1点は本人の遂行が25%未満(全介助)である。場面によって介助量が違うときは低い方の点をつける。
【各選択肢の解説】
1. 食事1点:咀嚼や嚥下は可能であるが、食べ物を口に全く運ばない。
✅ 正しい。食事は食物を口に運ぶ・咀嚼・嚥下までを含むが、口に運ぶ動作を全く行わず、本人が行う部分は全体の25%未満にとどまるため1点となる。
✅ 正しい。食事は食物を口に運ぶ・咀嚼・嚥下までを含むが、口に運ぶ動作を全く行わず、本人が行う部分は全体の25%未満にとどまるため1点となる。
2. トイレ動作1点:日中6回修正自立で行い、夜間2回全介助で行っている。
✅ 正しい。時間帯で介助量が違う場合は最も介助量の多い場面で採点するため、夜間の全介助に合わせて1点となる。
✅ 正しい。時間帯で介助量が違う場合は最も介助量の多い場面で採点するため、夜間の全介助に合わせて1点となる。
3. 排便管理4点:坐薬を月に4回挿入してもらっている。
❌ 誤り。坐薬の挿入を他者に行ってもらうことは介助にあたり、月4回(ほぼ週1回)介助を受けている。正しくは、介助の頻度が週1回未満でなければ4点に届かず、より低い点となる。
❌ 誤り。坐薬の挿入を他者に行ってもらうことは介助にあたり、月4回(ほぼ週1回)介助を受けている。正しくは、介助の頻度が週1回未満でなければ4点に届かず、より低い点となる。
4. 移動4点:車椅子で50m以上自走できるが曲がるたびに介助が必要となる。
❌ 誤り。4点は手を添える程度の介助で本人が75%以上を行う状態である。正しくは、曲がるたびに介助を要するのは手を添える程度を超えた介助で、4点より低い点となる。
❌ 誤り。4点は手を添える程度の介助で本人が75%以上を行う状態である。正しくは、曲がるたびに介助を要するのは手を添える程度を超えた介助で、4点より低い点となる。
5. 記憶2点:よく出会う人を認識し、日課を思い出せるが、命令に従えるのは1段階までである。
❌ 誤り。FIMの記憶は「よく出会う人の認識」「日課の想起」「他人からの依頼の実行」で見る。正しくは、3つのうち2つを自分でできているので、本人の遂行が25〜49%の2点より高い点となる。
❌ 誤り。FIMの記憶は「よく出会う人の認識」「日課の想起」「他人からの依頼の実行」で見る。正しくは、3つのうち2つを自分でできているので、本人の遂行が25〜49%の2点より高い点となる。
【試験対策ポイント】
| 点 | 段階 | 本人の遂行 |
|---|---|---|
| 7 | 完全自立 | 補助具なし・安全・適切な時間 |
| 6 | 修正自立 | 補助具・時間・安全への配慮が必要 |
| 5 | 監視・準備 | 介助者が触れない |
| 4 | 最小介助 | 75%以上 |
| 3 | 中等度介助 | 50〜74% |
| 2 | 最大介助 | 25〜49% |
| 1 | 全介助 | 25%未満 |
(FIM 医学的リハビリテーションのための統一データセット利用の手引き)。時間帯で違うときは低い方で採点する。
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