第50回 理学療法士国家試験 午前 第48問
運動学第50回午前
第50回 理学療法士国家試験 午前 第48問(運動学)の正答は 5 です。KRを毎回与えると練習中の成績は良くなるが、学習者がKRに頼り自分で誤差を見つける力が育たない。
問題
運動学習について正しいのはどれか。
- 1. 野球のスウィングは連続的スキルに分類できる。
- 2. 覚醒レベルとパフォーマンスの向上との関係はない。
- 3. 運動技能の向上に伴い運動に対する注意は増加する。
- 4. 前の学習が後の学習を促進することを正の保持という。
- 5. 学習を促すために結果の知識(KR)の相対頻度を低下させる。 ✓
正答:5番
次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 16.1%難問
31人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:5番 — 学習を促すために結果の知識(KR)の相対頻度を低下させる。
KRを毎回与えると練習中の成績は良くなるが、学習者がKRに頼り自分で誤差を見つける力が育たない。相対頻度(試行回数に対してKRを与える割合)を下げる方が、KRのない場面での保持テストの成績が良い。
【各選択肢の解説】
1. 野球のスウィングは連続的スキルに分類できる。
❌ 誤り。スウィングは始まりと終わりがはっきりした1回の動作である。正しくは、不連続(分離)スキルに分類され、連続的スキルは歩行・水泳・自転車こぎのように始まりと終わりが決まっていない動作をいう。
❌ 誤り。スウィングは始まりと終わりがはっきりした1回の動作である。正しくは、不連続(分離)スキルに分類され、連続的スキルは歩行・水泳・自転車こぎのように始まりと終わりが決まっていない動作をいう。
2. 覚醒レベルとパフォーマンスの向上との関係はない。
❌ 誤り。正しくは、覚醒が低すぎても高すぎても成績は下がり、中等度で最も良い逆U字の関係がある(ヤーキーズ・ドッドソンの法則)。
❌ 誤り。正しくは、覚醒が低すぎても高すぎても成績は下がり、中等度で最も良い逆U字の関係がある(ヤーキーズ・ドッドソンの法則)。
3. 運動技能の向上に伴い運動に対する注意は増加する。
❌ 誤り。正しくは、技能が上達して自動化の段階に入ると運動への注意は減少し、同時に別の課題を行えるようになる(Fitts と Posner の3段階:認知段階→連合段階→自動化段階)。
❌ 誤り。正しくは、技能が上達して自動化の段階に入ると運動への注意は減少し、同時に別の課題を行えるようになる(Fitts と Posner の3段階:認知段階→連合段階→自動化段階)。
4. 前の学習が後の学習を促進することを正の保持という。
❌ 誤り。保持は学習した内容が時間をおいても保たれることをいう。正しくは、前の学習が後の学習を促進することは正の転移という(妨げる場合は負の転移)。
❌ 誤り。保持は学習した内容が時間をおいても保たれることをいう。正しくは、前の学習が後の学習を促進することは正の転移という(妨げる場合は負の転移)。
5. 学習を促すために結果の知識(KR)の相対頻度を低下させる。
✅ 正しい。KRを間引くと学習者は自分の内在的フィードバックで誤差を検出・修正するようになり、KRがなくなった後の成績(学習の定着)が良くなる。
✅ 正しい。KRを間引くと学習者は自分の内在的フィードバックで誤差を検出・修正するようになり、KRがなくなった後の成績(学習の定着)が良くなる。
【試験対策ポイント】
- KR=結果の知識(何が起きたか)/KP=パフォーマンスの知識(どう動いたか)
- KRの頻度:多い→練習中は良いが保持は悪い/減らす→保持が良い
- 転移=前の学習が後の学習に及ぼす影響、保持=時間をおいても保たれること
- スキル:不連続(投げる・打つ)/連続(歩く・泳ぐ)/系列(不連続動作のつながり)
📗 PTカコモンの学習教材
この問題でつまずいた範囲は、PT国試ノート「臨床心理学」第3章でまとめて復習できます。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。赤シート・覚えたチェック・印刷に対応。
▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)全科目セット 850円・買い切り / 全36冊・全129章。運動学・解剖学は無料で読めます。
スポンサーリンク(広告)
\ この1問で終わりにしない /
理学療法士の過去問、ぜんぶ無料で解ける
- 📚18年分・約3,595問をスマホでそのまま演習
- 🎯間違えた問題だけ自動でピックアップして復習
- 📈正答率と苦手な科目をグラフで可視化
登録30秒・ずっと無料
🗺️
ST-Toolbox の無料サービス
リハ就職マップ | PTの就職先を公的データから探す
見学先を選ぶときにまず知りたいのは「そこがどの分野をやっているか」。届出内容から分かる領域(脳血管等・運動器・呼吸器・心大血管・小児・生活期(介護施設))と、住所を入れての通勤時間で絞り込めます。全国18,875か所・登録不要。求人が出ていない施設も最初から載っています。
別タブでさがす →
スポンサーリンク(広告)