第50回 理学療法士国家試験 午前 第57問
解剖学第50回午前
第50回 理学療法士国家試験 午前 第57問(解剖学)の正答は 1・3 です。耳管は中耳(鼓室)と咽頭(上咽頭)をつなぎ咽頭に開口して中耳圧を調整します。
問題
平衡聴覚器の解剖について正しいのはどれか。2つ選べ。
- 1. 耳管は咽頭に開口している。 ✓
- 2. 鼓膜はキヌタ骨に接している。
- 3. 内耳は側頭骨の錐体部内にある。 ✓
- 4. 前庭は蝸牛と三半規管からなる。
- 5. 中耳には聴覚と平衡覚をつかさどる感覚器がある。
正答:1・3番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 14.3%参考値
14人の初回解答から算出(2026年7月28日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1番・3番 — 耳管は咽頭に開口/内耳は側頭骨錐体部内
耳管は中耳(鼓室)と咽頭(上咽頭)をつなぎ咽頭に開口して中耳圧を調整します。また内耳(蝸牛・前庭・三半規管)は側頭骨錐体部の骨迷路内に収まっており、いずれも正しい記述です。
【各選択肢の解説】
1. 耳管は咽頭に開口している。
✅ 正しい。耳管は鼓室と上咽頭をつなぎ、嚥下時に開いて中耳の気圧を調整します。
✅ 正しい。耳管は鼓室と上咽頭をつなぎ、嚥下時に開いて中耳の気圧を調整します。
2. 鼓膜はキヌタ骨に接している。
❌ 誤り。鼓膜に接しているのはツチ骨(柄)です。耳小骨の連結はツチ骨→キヌタ骨→アブミ骨の順です。
❌ 誤り。鼓膜に接しているのはツチ骨(柄)です。耳小骨の連結はツチ骨→キヌタ骨→アブミ骨の順です。
3. 内耳は側頭骨の錐体部内にある。
✅ 正しい。内耳の骨迷路は側頭骨錐体部に埋まっています。
✅ 正しい。内耳の骨迷路は側頭骨錐体部に埋まっています。
4. 前庭は蝸牛と三半規管からなる。
❌ 誤り。内耳が蝸牛・前庭・三半規管からなります。前庭は卵形嚢・球形嚢を含む内耳の一部にすぎません。
❌ 誤り。内耳が蝸牛・前庭・三半規管からなります。前庭は卵形嚢・球形嚢を含む内耳の一部にすぎません。
5. 中耳には聴覚と平衡覚をつかさどる感覚器がある。
❌ 誤り。聴覚(蝸牛)と平衡覚(前庭・半規管)の感覚器は内耳にあります。中耳は耳小骨による音の伝達を担います。
❌ 誤り。聴覚(蝸牛)と平衡覚(前庭・半規管)の感覚器は内耳にあります。中耳は耳小骨による音の伝達を担います。
【試験対策ポイント】
聴覚器は外耳・中耳・内耳に区分。外耳=耳介・外耳道、中耳=鼓膜・耳小骨(ツチ・キヌタ・アブミ)・耳管、内耳=蝸牛(聴覚)+前庭+半規管(平衡覚)。感覚器(コルチ器・平衡斑・膨大部稜)はすべて内耳にある点が頻出です。鼓膜に接するのはツチ骨という点も狙われます。
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