PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第50回 理学療法士国家試験 午前 第72問

運動学第50回午前

第50回 理学療法士国家試験 午前 第72問(運動学)の正答は 1・5 です。大殿筋は股関節伸展の主動作筋で外旋にも働く。

問題
基本肢位からの股関節の運動とそれに作用する筋の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
  1. 1. 外旋 ―― 大殿筋 ✓
  2. 2. 伸展 ―― 腸腰筋
  3. 3. 内転 ―― 中殿筋
  4. 4. 屈曲 ―― 大腿二頭筋
  5. 5. 屈曲 ―― 大腿筋膜張筋 ✓

正答:1・5番

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初回正答率 52.9%標準

34人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:1・5番 — 外旋 ―― 大殿筋・屈曲 ―― 大腿筋膜張筋

大殿筋は股関節伸展の主動作筋で外旋にも働く。大腿筋膜張筋は股関節の屈曲・外転・内旋に働く。


【各選択肢の解説】

1. 外旋 ―― 大殿筋
✅ 正しい。大殿筋は骨盤の後面から大腿骨の後外側(殿筋粗面)と腸脛靱帯に付く。この後ろから回り込む走行のため、伸展に加えて外旋にも働く。
2. 伸展 ―― 腸腰筋
❌ 誤り。腸腰筋は腰椎・腸骨窩から股関節の前を通り小転子に付く。正しくは、腸腰筋は股関節の屈曲の主動作筋である。
3. 内転 ―― 中殿筋
❌ 誤り。正しくは、中殿筋は股関節の外転の主動作筋である(前部線維は内旋、後部線維は外旋にも働く)。
4. 屈曲 ―― 大腿二頭筋
❌ 誤り。正しくは、大腿二頭筋(長頭)は坐骨結節から起こり、股関節の伸展と膝関節の屈曲に働く。
5. 屈曲 ―― 大腿筋膜張筋
✅ 正しい。大腿筋膜張筋は上前腸骨棘から起こり股関節の前外側を通って腸脛靱帯に移るため、屈曲・外転・内旋に働く。

【試験対策ポイント】

筋股関節での主な作用
大殿筋伸展・外旋(上部線維は外転、下部線維は内転)
腸腰筋屈曲
中殿筋外転(前部線維は内旋、後部線維は外旋)
大腿筋膜張筋屈曲・外転・内旋
大腿二頭筋(長頭)伸展(膝関節では屈曲)
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