第50回 理学療法士国家試験 午前 第88問
人間発達学第50回午前
物につかまらず立てる乳児においてみられるのはどれか。\n1. 自動歩行\n2. Moro 反射\n3. 手掌把握反射\n4. パラシュート反応\n5. 非対称性緊張性頸反射
- 1. 自動歩行
- 2. Moro 反射
- 3. 手掌把握反射
- 4. パラシュート反応 ✓
- 5. 非対称性緊張性頸反射
正答:4番
解説
■ 正答:4番 — パラシュート反応
物につかまらず立てる乳児は生後9~12ヶ月頃の発達段階にあり、この時期に出現するのはパラシュート反応です。パラシュート反応は原始反射から姿勢反射への移行期に見られ、転倒時に両腕を広げて身体を支える防御反応で、独立立位獲得に伴う重要な反応です。
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【各選択肢の解説】
1. 自動歩行
❌ 誤り。自動歩行は生後0~2ヶ月の新生児期に見られる原始反射で、物につかまり立てる乳児の発達段階ではすでに消失しています。
2. Moro反射
❌ 誤り。Moro反射は生後3~5ヶ月で消失する原始反射であり、独立立位ができる月齢の乳児には見られません。
3. 手掌把握反射
❌ 誤り。手掌把握反射は生後5~6ヶ月で消失する原始反射で、物につかまり立てる乳児(9~12ヶ月)には見られません。
4. パラシュート反応
✅ 正しい。パラシュート反応は生後6~9ヶ月で出現し、12ヶ月以降も継続する姿勢反射で、転倒防止に働き独立立位の獲得に関連しています。
5. 非対称性緊張性頸反射
❌ 誤り。非対称性緊張性頸反射は生後4~6ヶ月で消失する原始反射で、物につかまり立てる乳児には見られません。
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【試験対策ポイント】
• 原始反射と姿勢反射の出現・消失時期の区別が重要
• パラシュート反応は6~9ヶ月出現、以降継続する唯一の反応
• 乳児の発達段階と反射の関係を月齢で整理して暗記