PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第50回 理学療法士国家試験 午前 第89問

臨床医学第50回午前

第50回 理学療法士国家試験 午前 第89問(臨床医学)の正答は 3 です。日本の変形性股関節症の多くは、臼蓋形成不全や発育性股関節形成不全を基盤とする二次性である。

問題
変形性関節症について正しいのはどれか。
  1. 1. 若年者に好発する。
  2. 2. 滑膜炎から軟骨の変性に至る。
  3. 3. 股関節では二次性股関節症が多い。 ✓
  4. 4. 膝関節では女性に比べ男性の有病率が高い。
  5. 5. 発症要因として遺伝的素因は認められない。

正答:3番

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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 68%参考値

25人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:3番 — 股関節では二次性股関節症が多い。

日本の変形性股関節症の多くは、臼蓋形成不全や発育性股関節形成不全を基盤とする二次性である。基礎疾患のないものが一次性、あるものが二次性である。


【各選択肢の解説】

1. 若年者に好発する。
❌ 誤り。関節軟骨の加齢変化を基盤とする。正しくは、中高年〜高齢者に好発する。
2. 滑膜炎から軟骨の変性に至る。
❌ 誤り。滑膜炎が先行して軟骨・骨を破壊するのは関節リウマチである。正しくは、関節軟骨の変性・摩耗が先に起こり、滑膜炎は二次的に加わる。
3. 股関節では二次性股関節症が多い。
✅ 正しい。臼蓋が浅いと大腿骨頭を受ける面積が小さく、狭い範囲に荷重が集中して軟骨がすり減りやすいため、臼蓋形成不全を基盤とする二次性が多くなる。
4. 膝関節では女性に比べ男性の有病率が高い。
❌ 誤り。正しくは、変形性膝関節症は女性に多い。
5. 発症要因として遺伝的素因は認められない。
❌ 誤り。正しくは、加齢・肥満・力学的負荷などとともに遺伝的素因も発症要因の一つとされている。

【試験対策ポイント】

項目変形性関節症関節リウマチ
起点関節軟骨の変性滑膜炎
好発中高年・女性に多い女性に多い
日本の股関節二次性(臼蓋形成不全)が多い—
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