第50回 理学療法士国家試験 午前 第92問
臨床医学第50回午前
第50回 理学療法士国家試験 午前 第92問(臨床医学)の正答は 2・3 です。筋強直性ジストロフィーは、ミオトニア(筋強直)に加えて遠位筋優位の筋萎縮と顔面・側頭筋・咬筋の萎縮を示す。
問題
筋強直性ジストロフィーにみられるのはどれか。2つ選べ。
- 1. 痙縮
- 2. 下垂足 ✓
- 3. 斧状顔貌 ✓
- 4. ジストニア
- 5. 有痛性けいれん
正答:2・3番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 18.8%参考値
16人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2・3番 — 下垂足・斧状顔貌
筋強直性ジストロフィーは、ミオトニア(筋強直)に加えて遠位筋優位の筋萎縮と顔面・側頭筋・咬筋の萎縮を示す。前者で下垂足、後者で斧状顔貌になる。
【各選択肢の解説】
1. 痙縮
❌ 誤り。痙縮は上位運動ニューロン障害の徴候で、筋そのものの疾患である本症の特徴ではない。正しくは、本症では筋萎縮と筋力低下・筋緊張低下を示す。
❌ 誤り。痙縮は上位運動ニューロン障害の徴候で、筋そのものの疾患である本症の特徴ではない。正しくは、本症では筋萎縮と筋力低下・筋緊張低下を示す。
2. 下垂足
✅ 正しい。本症は四肢の遠位筋が早くから侵されるため、前脛骨筋の筋力低下で下垂足となる。
✅ 正しい。本症は四肢の遠位筋が早くから侵されるため、前脛骨筋の筋力低下で下垂足となる。
3. 斧状顔貌
✅ 正しい。側頭筋・咬筋・顔面筋が萎縮して頬やこめかみがこけ、細長い斧状顔貌となる。
✅ 正しい。側頭筋・咬筋・顔面筋が萎縮して頬やこめかみがこけ、細長い斧状顔貌となる。
4. ジストニア
❌ 誤り。ジストニアは筋の持続的な収縮による異常姿勢・不随意運動である。正しくは、主に大脳基底核の障害でみられ、本症の特徴ではない。
❌ 誤り。ジストニアは筋の持続的な収縮による異常姿勢・不随意運動である。正しくは、主に大脳基底核の障害でみられ、本症の特徴ではない。
5. 有痛性けいれん
❌ 誤り。本症の特徴は、筋が収縮した後に弛緩しにくいミオトニア(握った手がすぐ開けない)で、痛みを伴うけいれんではない。正しくは、有痛性筋けいれんは筋萎縮性側索硬化症などでみられる。
❌ 誤り。本症の特徴は、筋が収縮した後に弛緩しにくいミオトニア(握った手がすぐ開けない)で、痛みを伴うけいれんではない。正しくは、有痛性筋けいれんは筋萎縮性側索硬化症などでみられる。
【試験対策ポイント】
| 項目 | 筋強直性ジストロフィー | Duchenne型 |
|---|---|---|
| 筋力低下の分布 | 遠位筋優位・顔面筋 | 近位筋優位 |
| 特徴的な所見 | ミオトニア・斧状顔貌・下垂足 | 登攀性起立・腓腹筋の仮性肥大 |
| 遺伝形式 | 常染色体優性 | X連鎖劣性 |
全身症状(白内障・前頭部脱毛・耐糖能異常・心伝導障害)を伴う点も問われる。
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